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2010年1月20日 (水)

「あとを引く」苦さ

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配偶者は紅玉(コウギョク:古いタイプの酸っぱい小型リンゴ)を使ったアップルパイが得意で、酸っぱいリンゴは熱を加えるとそれだけでほのかに甘くなるので、大人向きの味に仕上がります。砂糖は使いません。以前から結構たくさん作っては、家庭で食べきれない分は僕の仕事仲間に楽しんでもらっていました。

紅玉の季節が過ぎると、翌年までその手のパイの供給がストップするので文句を言うと、それではということで、僕向きの、ということは、女子供はさておき大人向きの味の、オリジナルパイが出来上がりました。外に雪を見ながらの、ゆずのパイです。不恰好で小さな無農薬のゆずが12月にたくさん手に入ったからです。

ゆずの皮と実を薄切りにしたものを蜂蜜でジャム風に炊いたものを紅玉の代わりに使ったパイですが、苦味が基調で、それに甘みがからんだ渋い大人の味になっています。ゆずの苦味が結構あとを引いて、つい2切れ目、3切れ目に手が出てしまいそうになりますが、2切れ目以降は次の日の楽しみに取っておきます。

ゆずのあとの素材をどうするかが先週の二人の話題のひとつでしたが、今年はきんかんが豊作らしく無農薬のきんかんが手に入る目処がついたので、2匹目のドジョウをねらって、今度はきんかんのパイを大人向けの味で作ってくれるそうです。ついもう一切れというような「あとを引く」苦さが出るといいのですが、どんな味になるかまだ見当がつかないので、2種類くらいの渋めの味を実験するそうです。それがうまくいくと秋から春先にかけて、紅玉・ゆず・きんかんという流れで大人の味の自家製パイが楽しめます。

パイ生地はハルユタカというパンなどに向いた北海道産の春まき小麦(春に種を播いて秋に収穫するので「ハル」ユタカ、蛇足ですが秋に種を播いて苗は雪の下で暖かく過ごし翌年の夏に実るのが秋まき小麦)の粉を使うのですが、昨年は長雨のせいでとても不作だったので収穫量のほとんどが業務用に流れ、必要量が一般家庭では手に入りません。今年はハルユタカ・ブレンドというハルユタカと他の北海道産小麦粉をブレンドしたものでパイ生地を作ります。

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