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2010年3月29日 (月)

れんげ畑

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春に濃いピンクの花の咲くあのかわいらしい草の標準名は、レンゲではなくゲンゲだそうですが、ゲンゲでは気分が出ないのでレンゲ、ないしはレンゲソウとしておきます。レンゲの北限は東北地方のどこかのようなので、それもあって近頃は、とんと見かけませんが、二毛作関連の記事を読みふと思い出しました。

2020年度に食料自給率50%(カロリーベース)を実現する方策の一つとして、農林水産省素案では、小麦の自給率を2008年度実績の14%を20ポイント増やして34%に、大豆は6%から11ポイント増やして17%にすることになっており、そのための手段として小麦の二毛作拡大やの大豆の生産拡大が計画されています。

二毛作という言葉ですぐに思い出すのは、「水田作物である夏の米」と「畑作物である冬の麦」の米麦二毛作ですが、米の裏作には麦以外にレンゲやナタネなども植えつけられていました。北陸地方や東北地方では、麦と大豆の二毛作も一部で行われているようです。

広辞苑で「れんげそう(蓮華草)」を引くと、『マメ科の二年草。中国原産。春、紅紫色の蝶形花を輪状に付ける。東アジアに分布。日本では緑肥・飼料作物として古くから栽培されたらしい。明治末期から北海道を除いて全国の田で春を彩ったが、その後減少。レンゲ。ゲンゲ。漢名、紫雲英。<(季)春>』となっており、またWikipediaで「ゲンゲ」を参照すると、『ゲンゲはマメ科の越年草で、湿ったところに生える。全体に柔らかな草である。・・・化学肥料が使われるようになるまでは、緑肥(りょくひ = 草肥:くさごえ)および牛の飼料とするため、8~9月頃、稲刈り前の水田の水を抜いて種を蒔き翌春に花を咲かせていたこれはゲンゲ畑と呼ばれ、昭和末頃までの「春の風物詩」であったが減少している。』と似たような説明が現われます。

レンゲ畑は子供の頃の懐かしい光景で、田植えの準備が始まる前の時期によく見かけました。レンゲ畑で寝転がったらさぞ気持ちがいいだろうなと思いそうしようとしたのですが、そんなことをしてもどうも全身が湿っぽく泥だらけになるだけだと思い、寝転がってレンゲの厚い絨毯から空を見上げるのを中止した記憶の断片も残っています。

以前、5月の連休明けの時期に松前に旅したことがありますが、車窓から目に入る景色の一部は畑いっぱいに広がるタンポポで、ひょっとして北海道ではレンゲではなくタンポポを裏作目的で植えるのかなと思いましたが、どうもそうではないようです。しかし、その方が楽しい記憶につながるので、僕の中ではそういうことにしてあります。

なお、レンゲが懐かしくなったので、きれいなレンゲとレンゲ畑の写真のある群馬県前橋市の青木繁伸氏のサイト「植物園へようこそ!」にリンクさせていただきます。

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