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2010年4月21日 (水)

デパートの食堂、土曜日午後1時

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その老舗デパートには申し訳ありませんが、和・洋・中の各種の料理がそろっているのでレストランというより食堂といった方がなつかしい雰囲気が出ると思います。荷物があり、時間に余裕もなかったので、デパートの食堂でお昼ご飯を食べることにしましたが、週末の午後1時過ぎにデパートの食堂に配偶者と入るなどといったイベントは絶えてなかったので、ある種の好奇心がわいてきます。

10人程度の待ち行列ができています。皆さん、勝手にそのあたりの椅子になんとなく順番に座っている風情なので、まねをして列に入ります。中はとてもゆったりとしたつくりのようです。

呼ばれてテーブルにつくと、まわりは「熟年女性」ないし「熟年プラス10~15歳といった年齢層の女性」で、たいていは2人ないし3人のグループですが、なかには1人でテーブルについている女性も目につきます。まれに年齢層の高い夫婦や小さな子供連れの比較的若い夫婦を見かけますが、お客は、まあ、女性ばかりです。ご主人がすでに他界したのかもしれない年齢層の女性も混じっていると思いますが、みなさん、ぺちゃくちゃとおしゃべりに夢中でとても元気そうですし、ちらりと拝見すると髪や衣服にもお金が掛っているようです。この空間にはある程度、基本的な消費意欲が強い人たちが集合しているのかとも思いますが、その年代の女性の消費パワーは他の年齢層よりも相対的に強いのでしょう。

われわれは、塩味の海鮮ラーメンを注文したのですが、麺は細く、淡白に抑えたスープで野菜もたっぷり入っておりコストパフォーマンスはそれなりによかったと思います。ラーメンのスープをすすっていると、余計なお世話の部類の興味ですが、この時間帯にここで食事をしているその女性たちの配偶者たるご主人たちのお昼ご飯はどうなっているのだろう、どこで何を食べているのだろうと、考えてしまいます。

以前「消費者のタイプと主婦の光景」という記事で参照した『家族の勝手でしょ!』という本の中に、『主婦のランチ vs. 夫の昼食』というページと『男の料理はハイレベル』というページがあり、前者の骨子は、主婦のランチは仲間と一緒にホテルバイキングやレストランで2,000円くらいだが夫の昼食はワンコイン(500円)、後者のポイントは、週末に家庭でマジメに料理をする、つまり、主婦の手抜き料理ではなくきちんとした食材とプロセスで料理をする夫が増えている、ということです。

前者のコラムの夫と後者のコラムに登場する夫が同じ人たちなのか別の人たちなのかはわかりませんし、その本の中心世代は主婦年齢が30歳から45歳なので、僕の周りで食事中の女性たちのご主人の年代とは年の差があって直接の参考にはなりませんが、ひょっとして、そのご主人たちの中には、お昼を自分の手で作るほうが楽しくて、そうなると邪魔者の主婦はデパートの食堂にでも追い出してしまった方が自由にふるまえるので、そういう理由で家庭を一時的に放逐された熟年以上の主婦がここにたむろしてぺちゃくちゃしているのかもしれません。

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