筍(たけのこ)
筍(たけのこ)の季節なので、こういう時は、値引き表示のついたのではなく、しっとり感というか、採りたて感のできるだけ残っている筍(たけのこ)を買います。北海道ではたけのこの旬はまだですし、北海道のたけのこは「チシマザサ」といって種類が違うので、ここでいうたけのこは京都以西のものです。産地とは距離が離れているので、大阪や東京の人より条件は不利ですが致し方ありません。
先の柔らかいところはおすましで、下の固いところは筑前煮でと、それぞれの良さを楽しみます。おすましは、利尻(りしり)昆布とかつお節、塩と薄口醤油。我が家の筑前煮は、たけのこ、ごぼう、にんじん、コンニャク、そして、しいたけと野菜のみの構成。
薄口醤油はうどんには不可欠な醤油ですが、以前は、色が薄くて塩分の強い醤油をなぜ薄口と呼ぶのか、薄色醤油と呼んでほしいと思っていましたが、考えてみれば意味のない不満なので、いつのまにかそれも気にならなくなりました。
昆布が好きで、利尻も日高も羅臼(らうす)もそれぞれに楽しみますが、昆布の佃煮が好きなので自宅で作ります。一番ダシをとった後の羅臼昆布を細く刻み、醤油とお酒とミリンで佃煮に加工。昆布の自家製佃煮のストックがなくなると、羅臼昆布の出番が増えます。
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