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2010年4月 2日 (金)

手書きの挨拶

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顧客へダイレクトメールとして送る商品案内に同封された挨拶状や、商品注文後に配送されてくる品物に必ず添えられている時節の挨拶的な手紙が、たとえコピーされたものとはいえ原文が手書きで、手紙の中の受取人の名前がこれは本当に手書きの場合、そしてそれが経験と人柄を物語るような手である場合はなおさらのこと、受け取った方はとてもいい気分になります。配偶者は、米(玄米)と特定の季節の野菜に関しては定期購入先を決めてあるのですが、つまり「おとり寄せ」ということですが、そこから送られてくる手紙が手書き、ないし手書きのコピーです。

手書きは面倒だし数が多いとこなしきれないので、たいていはソフトウェアと機械の力を借りて印刷することになりますが、新しいお客様になってくれた方への最初のお礼の手紙は全部手書きという方針をお持ちのところもあるようです。

僕は、ちょっとしたお礼などには葉書き、官製ハガキではなく切手を貼る種類の葉書きを使うのが好きで、その場合は裏も表も結構大きな字の文章や宛名が並びます。大きな字になるのは、小さい字を書くのが苦手という単純な理由からですが、和紙のデザイン葉書きなどを春夏秋冬に応じて取り揃えておけば、大きな字も一緒に溶け込んでそれなりに季節感が出るからです

農業の6次産業化による農家の所得増大が議論されています。(6次産業化とは、農家は農業という1次産業に従事していますが、その農家が自身の農産物を加工して加工食品を作れば2次産業、農産物や加工食品を消費者にインターネットや直営店や直営レストランで、ないしは流通系のパートナーと一緒になって販売すれば3次産業、1次と2次と3次をあわせて6次産業。)各種白書に登場する農商工連携といった紋切り型の表現を、僕はその主体・当事者がよく見えないという理由であまり好きではないのですが、一方、6次産業化は、主体・当事者がよく見えるという点ではよりわかりやすく、従ってより好ましい表現だと思っています。

英文法の話ではありませんが、現在完了形とは、過去のある時点(たとえば3年前)にあることが完了していて、その状態が現在も持続している状態をさします。その意味では、上述の玄米と特定の季節の野菜のそれぞれのお取り寄せ先では、6次化フレームワークは現在完了形で、今後の課題は、フレームワークの洗練の度合いをいかに高め、顧客セグメントの範囲をどう効果的に広げるかにすでに移っているようです。

ただ、この二つの農家の強さは、なんといっても商品力です。つまり、無農薬栽培ということもあって、ともかく食べておいしいということです。そういう味と品質を求める顧客が、地理的には相当に広がった形で、ひとつの顧客セグメントを形成しており、そして、個々の顧客や顧客セグメントとのコミュニケーション手法が着実です。

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