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2010年4月 8日 (木)

日本酒のボーケン

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米は、苦いか辛いか酸っぱいか甘いかと問われるとほのかに甘いと答えます。米はほのかな甘さを持っているので、米麹(こうじ)と米だけでつくる、つまり砂糖を入れない甘酒は自然な甘さがあり、自然な甘さはさっぱりとしています。

日本酒のうまさとは、自然なアルコールの辛さの中に溶け込んだこのほのかな甘さかもしれないと思うようになってきました。辛口の度数というのも、一応の目安にしかなりません。辛さと甘さの両方が強くなる辛口と、甘さが控えめな女性のように後ろに下がって辛さを前に出し、しかし、ほのかな甘さは基調として静かに持続する種類の辛口とがあるようです。

量が度を越さないことが主な理由には違いないのですが、日本酒再発見後は、悪い酔い方は全くありません。度を越すほど飲んだらどうなるか、翌朝の状態を確かめてみたいという誘惑も働きますが、とりあえず止めておきます。日本酒は、やはり、食事のお酒なので、そういう方向で少しずつ味のボーケンをしているところです。

日本の大人が、男性も女性もですが、毎日一合の日本酒(純米酒・純米吟醸・純米大吟醸)を飲めば、お米の減反(お米の収穫を減らす方向の生産調整)をする必要はない、という主張を持った本(「純米酒BOOK」)があり、その基本的な内容は純米酒とその周辺に関するものですが、著者が女性というのが僕は気に入っています。もし大人が毎晩純米酒を一合なら、すでに日本酒の好きな人は追加の一合ということになるのでそうなれば、日本中酔っ払いだらけだとも思いますが、そういう穀物自給率上昇に貢献する酔っ払いならいいかもしれません。

純米酒BOOK

純米酒BOOK

著者:山本洋子

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