« 露地と路地 | トップページ | 割り箸の産地 »

2010年5月27日 (木)

間伐材の割り箸

陽気のよい休日の夕方などは散歩をすると気持ちがいいので、スニーカーを履いて配偶者とぶらぶらと1時間半ほど歩きますが、途中でスーパーマーケットなどがあると気まぐれに立ち寄ってみることもあります。

この前の日曜の夕方にもぶらぶら歩きをしましたが、お弁当用の割り箸のストックが底をつきかけ始めていたので、途中の適当なスーパーに適当な袋入りの割り箸があれば40膳ほど買い求めるつもりです。我が家では自宅の外に自分専用の箸を持って出るなどといった習慣はなく、外で食べるお弁当などに使う箸は、国内産の間伐材を使った安い割り箸と決めてあります。

その夕方に立ち寄ったスーパーで、お弁当向きの21cm強の長さの元禄箸を売っていたので20膳セットを2つ買い求めました。国内産の杉の間伐材を利用した割り箸です。自宅でうどんやそばやラーメンを食べる場合には、使い捨てにはしないので、柾目の吉野杉を使った26cmの利休箸のお世話になります。

植物でも樹木でも、とくに人間の手が最初から入ったものは、間引きや間伐という作業をしてやらないと植物や樹木の集合体である山林は元気がなくなりそのうち荒廃してしまうので、どうしても間引きや間伐という作業が必要です。樹木の場合はその作業で出てくる副産物が間伐材で、それを利用して割り箸が作られます。間伐材の売上で得られた利益が間伐作業の費用に充当されます。だから、我が家では国内産間伐材を使った使い捨ての割り箸をお弁当などには好んで使っています。

我が家でも元禄箸と利休箸の両方を使っていますが、割り箸にも種類があって「ハレの箸」と「ケの箸」に分かれているようです。お祭りとかお祝いといった特別の日が「ハレの日」でそのときに使う割り箸が「ハレの箸」、それ以外の普段の日が「ケの日」で日常向けの割り箸が「ケの箸」。両者には形の差があって、「ハレの箸」は神様と人(ヒト)が同じ箸を使うので利休箸のように両端が細い両口に、「ケの箸」とは人しか使わないので元禄箸のように片方だけが細い片口になっています。

配偶者と年に2回ほど札幌ドームに自家製の太巻きや細巻きのお弁当を持って応援に出かけますが、年に2回の「ハレの日」にもかかわらず、その巻き寿司は「ケの箸」であるところの片口の元禄箸を使って食べるという不思議を我が家では演じています。

□□□

人気ブログランキングへ

|

« 露地と路地 | トップページ | 割り箸の産地 »

」カテゴリの記事

雑感」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1317632/34837909

この記事へのトラックバック一覧です: 間伐材の割り箸:

« 露地と路地 | トップページ | 割り箸の産地 »