« ひと口サイズ、食べきりサイズ | トップページ | 農業保護率指標について »

2010年5月17日 (月)

とても甘い梅干し

人気ブログランキングへ

梅干しの入ったおにぎりを海苔で巻いたのが好きで、時間に押されてバタバタすることがわかっている翌朝の朝ごはんや、旅行初日の便待ちを利用したお昼ご飯などには、梅干しのおにぎりを配偶者に用意してもらいます。朝ごはんの場合には曲げわっぱに入れて痛まないようにしますが、旅のおにぎりはあとの片付けも楽なので竹の皮に包んだのを持って出ます。

紀州の南高梅(なんこうばい)を使った高級梅干しを、さるところからいただきました。「塩分約6%の梅干しです」とラベルに書いてあります。梅干しなどの塩漬けの塩分量は普通は15%くらいですが、減塩ものは、伝統的な保存方式が必要とする量の塩を使わないということなので、商品の保存のために、それが梅干しなのかイカやカツオの塩辛(しおから)なのかは別にして、あまりやってほしくない種類の加工と味付けをたいていはしてあるので、食欲が湧いてきません。しかし、いただきものなので失礼にならないように一粒は味わうつもりです。

裏面を見ると名称欄は正直に「梅干し」ではなく「調理梅干し」となっており、原材料名欄には「梅と紫蘇(しそ)と塩」以外に、さまざまなものが記載されています。容器から大きな一粒を小皿に取り出すと様子が少し水っぽい感じで、その大きな梅干しの赤い果肉を少し齧り口に含んで噛んでみると、甘くてほとんど梅のシロップ漬けです。いただいた方には申し訳ないですが、残りは、といってもほとんど全部ですが、そのままゴミ箱に向かうことになります。

甘い梅干しというのは、本来塩辛い梅干しが甘いということなのでまったくもって自家撞着なのですが、そういう自家撞着を減塩という名目で日常生活に持ち込んでいると、そのうち生来の味覚を確実に失ってしまうと思われます。僕はミネラルをたくさん含んだおいしい塩が好きで、塩辛いものはそれなりに食べる量の調整をすればいいので、だから僕には減塩加工品ということの存在意義がよくわかりません。

人気ブログランキングへ

|

« ひと口サイズ、食べきりサイズ | トップページ | 農業保護率指標について »

塩・味噌・醤油・酢」カテゴリの記事

漬物と塩辛」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1317632/34701236

この記事へのトラックバック一覧です: とても甘い梅干し:

« ひと口サイズ、食べきりサイズ | トップページ | 農業保護率指標について »