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2010年5月12日 (水)

魚の惣菜(そうざい)や味付けの切り身

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最近、といっても半年くらい前からだと思いますが、地元(北海道)のコンビニチェーンが盛んに100円惣菜(そうざい)のテレビコマーシャルを流しており、初老の男性が、サバの塩焼きなどの2~3種類の100円惣菜を肴に焼酎を飲むという場面などがよく現われます。

日本経済新聞の消費面に、「味付けがされ焼くだけでいい魚や、煮魚などの魚総菜の人気が(スーパーやコンビニで)高まっている」という趣旨の記事があり、取材場所は横浜や立川(東京都)など首都圏が中心ですが、主婦にも独身男性にも人気の秘密は、生の魚と違って調理が簡単で食べきりサイズだということと、生の魚よりも値段が安いということにあるようです。「漬け魚は1枚100円程度で1枚単位で買える」し、加工品だと値段の安い大きさが不ぞろいな端物(はもの)の魚を利用できるし、安い時期に多く仕入れるといった需給調整も可能なので、生ものよりも価格を安く設定できるそうです。

端物は一般流通での取り扱いがむつかしいのは野菜も同じで、だからバラバラサイズのおいしい、しかし相対的に値段の安い野菜に関して、気のきいた消費者や食べもの屋と気のきいた野菜の生産者は直接売買といった種類のコラボレーションをすることになります。

記事の中にも、サバの塩焼きが105円、シシャモ焼き(5尾)が248円、とありますが、コンビニではどんな魚の切り身が並んでいるのかその種類、魚は国産物か輸入物か、などに興味が湧き、札幌駅から徒歩10分くらいまでのナショナルブランドとローカルブランドのコンビニを何軒かのぞいて見ることにしました。

海の魚は別に国境や国籍を意識して泳ぎ回っているわけではないので、水揚げされた漁港がその魚の産地ということになっていますが、食べものの自給率を意識するとやはり国産物の方が望ましい。ただ、北海道に住んでいると、たとえば鵡川(むかわ)や釧路で獲れる道産シシャモというのは漁獲量も漁期も限られ値段も高いということがよくわかるので、安い価格で全国流通しているシシャモはまずアラスカやカナダからの輸入物(アラスカシシャモ)だと思われます。そういうこともあって、念のためコンビニで棚に並んでいる魚の切り身などの生産地を、それが表示してあるかどうかわかりませんが、調べてみるかというわけです。

ガラスの両開きドアを開けたのは3種類のナショナルブランドのコンビニが3店、ローカルブランドが1店。スーパーでなくコンビニだったせいか、味付け魚の切り身はどこにもおいてありません。しかし、魚惣菜は、とくにローカルコンビニでは豊富にそろっていて、サバ(塩焼きと竜田揚げ)に始まり、北海道らしく、サンマ、ニシン、シシャモ、タコ、コマイ(タラの一種)などの100円の塩焼きや煮つけが、100円の各種サラダや漬物といっしょに並んでいました。シシャモの塩焼きに関してはさすが北海道で、材料欄には「アラスカシシャモ」と輸入物であることを明記してあります。しかし、サバに関してはどこのものかはわかりません。そのローカルコンビニでは生野菜を小口で並べてある棚もあり、こうなると魚の味付け切り身もまもなくかなと思わせます。早めの夕方に入ったのですが、お年をめしたご婦人の姿もちらほら目につきました。

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