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2010年9月 7日 (火)

烏(カラス)とミニトマト

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年齢とともにだんだんと味わいのある顔、きれいな顔になっていくタイプの人と、逆に、年齢が顔や表情にいやしさを積み重ねて、味わいのないきたならしい顔になっていくタイプの人がいます。ある年齢以上では顔がすべて、という言い方がありますが、これはどうも正しいようです。顔にはその人の持つものが凝縮されて一瞬に一挙に出てくるので、顔はその人全体を直観的に判断するための基準としてはおおいに役に立ちます。わが顔についてはここでは触れません。

テレビの政治関連番組の画面に、このいやしい顔を持った人たちが頻繁に映るので、その頻度に結構イライラしますが、同時にテレビ局のその頻度の意図を考えると夏の暑さの退屈しのぎにもなります。ある特別な記者会見の場などで代表質問をされるそれぞれの社を代表している年齢のお顔をテレビ画面で拝見していると、言葉にも表情にも味わい深いとはいい難いものがにじみ出ていて、その顔つきが期待されているらしい役割と見事に一致しているので思わず笑ってしまうこともあります。

さて、烏(カラス)とミニトマトです。

カラスは食べものを求めてなのか単に悪戯がしたいだけなのか目的がはっきりしませんが、よく我が家の花やハーブや野菜にちょっかいを出しに来ます。土をほじくってそのあたりを土まみれにして立ち去る不届きものもいます。

カラスは学習曲線の高い非常に賢い鳥なので、そばに来る奴は、機会があれば顔をじっと眺めることにしていますが、人間と同じで、かわいらしい顔をしたのや、味のある顔をしたのや、いやしい表情の持ち主もいて、時には老人や女性を襲うような凶暴性も発揮します。

今年はそれなりに頑張って卵型のミニトマトを育てたので、トマトに悪戯されると嫌だなと思っていましたが、ほとんどそういうことはなくて、しかし、配偶者によれば8月の半ばにハンサムな若いのが様子見に来たそうです。

トマトにはトマト特有の強い香りや青臭さがあり、花や葉や茎や青い実には身を守るための毒素があるので、賢いカラスは、葉や茎が繁茂していて元気な時期には近寄らなかったようですが、元気がなくなりかけてきて、しかし熟しかけた実がまだそれなりに残っている時期を選んだのだと思います。とうとう、様子見に来たのと同じ若いカラスが赤く熟したトマトを1個ついばんで飛び去ったそうです。今のところ、被害はその一件のみ。

先週末の夕方に、ヒチコックの「鳥」を思わせるようなカラスの大群が飛び回っていましたが、マスメディアの持つ不気味さに似ていなくもありません。

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