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2010年11月25日 (木)

コンビニの最近の変化

定点観察風の作業をこの半年間していなかったので、水曜の午後7時過ぎにテナント型オフィスビルの1階にあるナショナルブランドの広めのコンビニに入ってみました。駅と住宅地域の間ですが、駅からの方が近いといった場所にあるコンビニです。惣菜風の商品の品ぞろえが増えているらしいので、どんな商品が新たに加わっているのか、この時間帯だとお勤め帰りの主婦や独身女性、独身男性が店内にいるはずなので、惣菜を含めどんな食べ物を買っているかをこの目で確かめてみるつもりです。

それなりに以前から戦略転換を進めていたのでしょうが、今年の5月のお店の「現象」と比べると、品ぞろえの変化に驚きました。食べ物中心のミニスーパーマーケットです。

目分量的な観察だと、品ぞろえの80%が食べ物です。コンビニは以前から食べ物や飲み物の占める割合が多かったのですが、食べ物が増え、食べ物以外の生活必需品が非常に少なくなっています。プライベートブランド商品が幅を利かせています。プライベートブランドのカリフォルニアワインもあります。

保存のきく袋型のパッケージに入ったプライベートブランドの惣菜類やレトルト型の食べ物もデザインの統一感もあって消費者の目を引きます。鮭の切り身を焼いたものなども棚なお中段に置かれており、いちばん下の段は生野菜のコーナーで、4分の1サイズの白菜や2分の1の大根、ニンジンやタマネギも小さいのが2~3入りパックで並べられています。従来型のおにぎり・お弁当・スパゲティーもあいかわらず多品種少量で華やかですが、別のカテゴリーの商品群が急に登場したという印象です。(惣菜類などに関しては、パッケージの裏面の原材料名欄も拝見しますが、ここではその内容には触れません。)

午後7時というその時間帯の品ぞろえと売り場の関係を見ると、食べ物に関しては、まだ働いている人や夜遅くまで働く人の夜食、お勤め帰りの方(働いている主婦、独身女性や独身男性)向けの晩ごはん用レトルト食品や惣菜(いわゆる一般的な惣菜以外に、女性向の加工サラダや野菜スティックなど)、お年寄り夫婦や一人暮らしのお年寄り向けのパックごはんや惣菜類(きんぴらゴボウやヒジキ煮など伝統的なおかずで自分で作るには手間暇のかかるものも目立ちます)や野菜という組み合わせができそうです。

車がないと日用品の買い物もできないような地域を除けば、スーパーマーケットは車を持った家族連れがいろいろなものを買い込むには便利かもしれませんが、たいていは住んでいるところから距離があり、歩きたくない。入口にたどり着いて店内に入れば、中は広すぎてほしい食べ物だけを買うには歩き疲れるし、ほかに用途のない石油の廃品から作られているレジ袋にお金を取られたりもする。つまり、お年寄りにはとても不便だろうことが想像できます。その時は、午後7時を過ぎていたということもありそのコンビニでお年寄りは見かけませんでしたが、もっと早い時刻なら近所に住むお年寄りの買い物光景を目にしたかもしれません。

もっとも近頃は地元資本のスーパーマーケットなどは総菜や加工食品などの宅配サービスを新しい事業として開始しており、スーパーを離れてコンビニを利用し始めたお年寄り層(というかつての有料顧客層)を宅配サービスで取り戻そうとしているようです。

僕がその夜にそのコンビニにいた時間は15分少々ですが、8~9人のお客が買い物かごを下げていました。3人が男性、6~7人が女性。男性のひとりは多分これからの残業に備えるのでしょう、そういう種類のお弁当。あとの20台から30代の人たちのかごには、弁当類やサラダや惣菜類が複数個入っています。一人の女性はかごの3分の2が惣菜やお菓子で埋まっていました。

こういう場合は、何も買わずにお店を出るのは失礼なので、札幌市指定のごみ袋を2パックほど買うことにしています。

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