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2010年12月 9日 (木)

「キタノカオリ」という強力小麦粉のパン

北海道のとてもおいしいパン用小麦粉が「はるゆたか」。我が家では以前から自宅で焼く天然酵母のパンにはもっぱら「はるゆたか」を使ってきましたが、昨年そして今年と夏の寒さや暑さでこの小麦は非常に不作なので、昨年は何とかなったものの、今年は一般消費者が「はるゆたか」を手に入れるのがとても厄介です。(ただし、「はるゆたか」と他のパン用北海道産小麦をブレンドした「はるゆたかブレンド」は手にはいりるし、そしてなぜか全粒粉だけは「はるゆたか」も手にはいります。)

我が家の朝ごはんは3分搗き(つき)の炊きたてご飯(お米)の和食ですが、ときどきは気分転換で、焼きたてパンと野菜スープないし玉ねぎスープの朝ごはんに切り替え、パンの朝ごはんが1週間ほど続きます。たいていは、全粒粉を20%くらい混ぜた「はるゆたか」のパン。我が家のようなアマチュアの場合、それ以上全粒粉の割合を多くすると天然酵母では膨らみません。

「はるゆたか」の家庭内在庫も底を尽きかけてきたので、今後は朝ごはんにパンがほしい時には「はるゆたかブレンド」か「はるよこい(春よ恋)」を使うしかないのかなと思っていました。

ひと月ほど前に札幌の某デパートで、地産地消型の農産物展示即売会があり、北海道の新しい農産物をまとめて見るには便利な機会なので、配偶者と連れ立って行ったのですが、そこで「キタノカオリ」という名前の新しいパン用の強力小麦粉に出会いました。カタカナ表記ですが「北の香り」という意味でしょう。次の、パン用小麦粉候補になるかどうかを確かめるために一袋をその場で購入しました。札幌の30㎞ほど東北に位置する岩見沢の小麦粉で、「はるよこい」は真っ白ですが、「キタノカオリ」はクリーム色です。この黄色みを帯びた色は、パスタなどに適した小麦粉の特徴で、デュラム小麦の粗挽きのそれに似ています。

以前、カリフォルニアに赴任していた時代には、地元の有機野菜やその他の丁寧に選んだ地の食材を取り揃えた地元資本の小型スーパーマーケットを贔屓(ひいき)にしていましたが、そこでときどきイタリア産のパスタやデュラムセモリナ(デュラム小麦の粗挽き)を買っていました。デュラムセモリナは触るとざらざらしており、そのざらざら感は製粉の仕方が違うのか手元の「キタノカオリ」にはないようです。

今朝は、残りの「はるゆたか」とまだ手つかずの「キタノカオリ」を30%と70%の割合でブレンドした天然酵母パンがホームベーカリーで焼きあがります。パンは、焼き上がりの10分くらい前からそのあたり一面に香ばしい匂いがひろがります。一番うっとりする匂いは、自家栽培した「タイム」(ハーブのタイム)を混ぜ込んだ「はるゆたか」が焼きあがる時ですが、今朝もいい小麦粉の香りです。

いい色と形に焼きあがっており、今朝のパンのお供はタマネギのスープ。ゆったりと食べる時間がないのが残念ですが、「キタノカオリ」が我が家の今後の定番小麦粉になるかもしれません。

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以下は北海道の小麦一覧です。ご参考まで。

Photo

(ソース:農林水産省HPの小麦関連記事)

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