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2010年12月14日 (火)

続「気になるお米、気になる競合」、あるいは「つや姫」と「ゆめぴりか」

気になるお米、気になる競合(その1)」と「(その2)」では、「北海道・ゆめぴりか」と「山形・つや姫」のビジネス戦略の違いを2~3の視点からすこし比較してみましたが、「つや姫」の味そのものについては、その時は現物が手元になかったので、触れられませんでした。

特別栽培米(特別栽培だが、無農薬栽培で無化学肥料栽培)の「つや姫」(玄米)と特別栽培米の「つや姫」(白米)をそれぞれ少しずつ購入しました。当然ですが、ともに山形県産米です。(【註】「つや姫」は栽培方法が、特別栽培か有機栽培に限定されている)

玄米を購入したのは、我が家では玄米や3分搗き(つき)が好きなことがその理由です。炊いたご飯として食べるお米の味は、できるだけお米全体から引き出したいと思っています。

白米を買ったのは、先に食べた「ゆめぴりか」が白米だったので、専門の米穀店が丁寧に精米した状態で「つや姫」も食べてみたかったからです。

まず玄米ですが、きれいに粒がそろっています。一粒一粒が美しい。今年の夏の暑さによる白濁もほとんど見られません。白米の方は、米粒が白くつやつやと輝いており、そして丸ぽちゃのコシヒカリに比べると、粒の形がほんの少しだけ細い感じです。

なお、農薬を使って栽培した米は、米を研ぐ前に香りをかぐと軽くクスリの匂いがすることがありますが、そういう匂いは、良質な特別栽培のおかげなのか「つや姫」には全くありません。

白米を炊いてみると、これは「ゆめぴりか」と似た変化ですが、ちょっと細めの丸ポチャなお米が、スレンダーな、つまり、いくぶん細長いお米へと変貌します。(余談ですが、こういう炊きあがりのお米をどこかで見たことがあると配偶者がいうので思い出してもらうと、カリフォルニア産のコシヒカリに「田牧米」というのがありますが、その白米の炊き上がりの雰囲気が似ているとのことです。「田牧米」の出てくる僕のブログ記事は「お米の自由化を考えるときに、確かめておきたいこと(4)」、それから田牧米の写真などはその記事からリンクを張らせていただいた「アメリカでおいしいお米」をご覧ください。)

粘りは控えめ。噛んだ瞬間はさっぱりしていますが、もっと噛むと自然な甘みが出てきます。美味しいフランスパンは、おなかがすいていれば、バターなどなくてもそれだけをむしゃむしゃと食べ続けて飽きることがありませんが、おいしい炊きたてのご飯も同様で、朝ごはんの時に香の物さえ少々あれば、そしてとくに白米なら、ニ杯三杯とお代わりをしたくなります。僕にとっては「つや姫」は、どうもそういう種類のお米のようです。

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