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2010年12月 8日 (水)

納得がいく、古本の販売経路

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札幌には、神田のような古本屋街はありませんが、古い大学の周辺にはたいていは風情のある古本屋が何軒かはあるように、北海道大学の周辺にも専門書を中心にした古本屋がいくつかあります。気が向けば立ち寄って、以前から気になっている本がたまたまそこにあれば買い求めることもあります。こういう種類の古書店は、気になる本を買う場所ではあっても、不要な本を処分する場所ではないという思いが強く、これは今後も変わりそうにありません。

以前は買った本にはとりあえず書棚に場所を与えておきましたが、10年ほど前から、一定量以上は保管が難しいので、そこからはみ出したものは、捨てるか、あるいは重いのを我慢して近所の古本屋に持っていきそこで買ってもらうかに方針を変更し、しかし、文庫本や新書版を除けば、何を捨てて何を古本屋に持っていくかの基準はとくにはありませんでした。

古本屋に持っていくといっても、風情のある古本屋のことではなくて、気楽な気分で行けるチェーン店の古本屋のことです。こういう古本屋は明るくていいのですが、独自の価格付けシステムを持っており、つまりは流通速度の速い軽めの小説や実用書など以外は、二束三文の扱いなので、本や著者に申し訳ないという気分にさせられます。

で、もともとは本の通信販売から発展してきた巨大な通販ネットが中古本の売買仲介業務をやっているので、不要になった書物の販売にはもっぱらここを利用しています。理由は、仲介プロセスがしっかりしていること、そしてこちらの方が重要ですが、古本の値段設定にその本の重さ以外の要素がしっかりと入っているからです。プロの古書店の参加も目立つので、いい内容の本、貴重な本、すでに廃版になった本、いい本なのだが安ければ中古本でもよい本などが、本の価値や本の保存状態に応じて自由に価格付けされています。これは市街地の古本チェーン店では見られない現象です。

食べ物や農業関係の本も買いますが、それ以外の分野の本の購入頻度が当然多く、最近は本を買う時に、本棚に保管するものと、目を通した後にこうしたネット市場に回すものをなんとなく区分しています。もちろん、実際に読んでみるまではどちら側に分類するかはわかりません。

その本が次にどういう土地のどういう人(といってもわかるのは発送先とお名前だけですが)に読まれるのかがわかり、これは、チェーン店のオニーサンやオネーサンに機械的にサテイされて機械的に本棚に並べられるのとは違って、販売者には追加発送費やパッケージング・発送の手間がかかりますが、本にとっては満足感のある引っ越しでしょう。僕の出品した中古本の成約率は、ありがたいことに結構高いみたいです。

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