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2011年3月 2日 (水)

桃の節句と甘酒

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雛祭り(ひなまつり)は桃の節句で、節句は季節の節目なので、自然とそうなっていったのか誰かの手が入った結果そういう構成になったのかは知りませんが、植物でいえば、七草(1月7日)、桃(3月3日)、菖蒲(しょうぶ)(5月5日)、竹(7月7日)、菊(9月9日)が代表的な節句の花や草です。桃の節句は女の子、菖蒲の節句は菖蒲の形が刀みたいでもあり男の子、そして、七夕というとお願いごとを書いた短冊を結びつける竹や笹がすぐに連想されます。

雛祭りは、人形と女の子と桃の花、そして白酒(しろざけ)ですが、この季節は僕の中では同時に甘酒の季節でもあります。

白酒は、蒸した「もち米」に味醂(みりん)、または米麹(こめこうじ)と焼酎などを混ぜて仕込み、1ヶ月ほど熟成させてすりつぶしたもの。甘酒は、まじめな造りのものは、米麹とお粥に炊いた「もち米」をまぜあわせて半日くらい保温発酵させたものです。「蒸す」と「炊く」という料理法の違いがありますが、米はともに「もち米」。甘酒はすぐにできるので、以前は各家庭で自家製甘酒がよく見られました。

一方、甘酒の簡易版は酒粕(さけかす)を溶いて煮込んで好みの甘みをつけたもの。こちらは酒粕なので、日本酒適合米、つまり「うるち米」が主原料ということになります。配偶者と今もときどき楽しんでいるのはこちらの簡易版。

酒粕は、その時期は酒蔵によって違いますが、多くは年が明けて落ち着くと売り出す季節商品なので、甘酒を飲みたいと思ったら、めざとく見つけて手に入れておく必要があります。もっとも我が家での酒粕の主な使い方は、魚の粕漬けです(「酒粕(さけかす)と味醂粕(みりんかす)」)。

で、桃の節句と聞くと、なぜか甘酒。

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