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2011年4月 8日 (金)

イネの種籾(たねもみ)と60℃のお風呂

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田植えとはイネ(稲)の苗を田んぼに植えることなので、田植えにはイネの苗が必要です。イネの種(種籾:たねもみ)を発芽させて、そのあと小さく発芽したのを1か月ほど苗床で育てると、それがイネの苗となります。そして、田植えです。

我が家がそこの顧客のひとりであるところのあるコメ農家は、稲の種子(種籾:たねもみ)をお湯で消毒しています。難しげな言葉ですが、温湯消毒(おんとうしょうどく)というそうです。目的は病気の発生や虫の発生を抑えること。有機栽培・無農薬栽培や特別栽培(減農薬栽培)のコメ農家は、種籾(たねもみ)をお湯で消毒することが多いようです。その時期は地域によってずれますが、裏日本の寒い地域や北日本だと大ざっぱにくくって3月下旬から4月上旬。

お湯の温度は60℃。人間が入るには熱すぎるお湯に、ネットにまとめた種籾を10分間浸して消毒し、そのあとプールの冷水に。そのまま2週間ほどプールの水を入れ替えながら水分を十分に吸わせていると、種籾が目覚めて芽が出ます。

北海道でも農家からの委託作業でこの温湯消毒を大規模に行っているところが複数ヶ所あるそうです。農家から請け負った作業なので、種籾を60℃の熱いお風呂に10分間入れ、冷水に5分間つけた後、脱水機で余分な水分を取り除き、それを各農家へと配送。対象品種は「きらら397」「ゆめぴりか」「ななつぼし」「ふっくりんこ」などです。

秋には、これらの「温泉種籾」からできたお米が味わえるというわけです。

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