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2011年4月14日 (木)

露地物のシイタケ

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露地物(ろじもの)のシイタケとは、原木(げんぼく)栽培のシイタケのことです。

野菜売り場の一角には発砲スチロールかなんかのお皿にパックされたシイタケがおそらく毎日並んでいると思いますが、そこに行くと原木(げんぼく)栽培のシイタケと菌床(きんしょう)栽培のシイタケの2種類が目につくはずです。たしか平成18年から原木栽培か菌床栽培かのラベル表示が義務付けられたと記憶しています。

キノコは天然栽培のマツタケなどを除くとほとんどが人工栽培ですが、人工栽培には原木栽培と菌床栽培があり、原木栽培とは、伐採した広葉樹(原木)の木の養分と水だけで屋外でキノコを育てる天然に近い栽培方法、菌床栽培は空調設備のある施設内で、おがくずに栄養分を混ぜ込んだものでキノコを育てる方法です。原木栽培をしているキノコは、今ではシイタケくらいです。エノキやナメコなどの他の人気キノコは、まず菌床栽培。

だから、原木栽培は手間がかかり重労働、菌床栽培の方が楽で栽培効率が良い。しかし、味はとうぜん原木栽培で、原木栽培のシイタケを蒸し焼きしたのを塩とスダチ(ないしユズ)で食べると相当に幸せな気分になれます(詳しくは「原木栽培の生シイタケ」)。

日本全体での原木栽培のシイタケの生産比率は15%~20%、菌床栽培は80%~85%。

福島県の一部の地域で、露地物の原木シイタケから基準値を超える放射性物質が検出されたので出荷停止になったそうです。新聞記事などによれば福島県の露地栽培(原木栽培)のシイタケの比率は福島県全体の2%くらいという話ですが、放射性物質は、露地物の原木栽培のシイタケを汚染したら、近所の菌床栽培の施設内にもえり好みせずに忍び込むので、両方作っている農家は、両方を処分しているとのことです。お気の毒ですが、しかたないと思います。

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