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2011年4月11日 (月)

近所の居酒屋は、年輩者の夜の食卓

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年輩あるいは年配の意味は「世間のことによく通じた相当の年ごろ」(広辞苑)なので、年輩者が何歳以上なのか、現在、独身なのか配偶者がいるのかといったことまでは記述されていませんが、年輩者のイメージはなんとなくわいてきます。

作りすぎたおかずやお菓子、知り合いからもらいすぎた食材などを、おたがいに、差し上げたりもらったり、お裾分けするようなお付き合いをしているご近所があり、そこの奥さんは料理が好きなのですが、ひとりで外で食べることにも抵抗がありません。

御主人が仕事などの都合で晩ごはんを用意しなくていい夜は、歩いて行ける近隣の、料理に比重のかかった居酒屋風の店か、ないしは季節の旬をとりいれた一品料理や季節替わりの定食が中心の小さな割烹風の食堂に行くそうです。独りで、あるいは、大学生のお嬢さんを連れて。飲み物はもっぱらビール。毎晩料理を作るのは疲れるし、自宅で独りでご飯を食べてもつまらないので、そういう時には外でプチ独身の気分を味わうのだそうです。

その奥さんの話によると、時々利用する店で、50歳代から60歳台の3人の女性に行くたびに会うので気になって、その店を週に何回くらい利用しているのかと尋ねると、週に4~5回という返事。3人とも独身で、自分で作るのが面倒だし、自宅で一人で食べるのはわびしいというのがその理由。どういう理由で独身なのかは僕にはわかりませんが、まあ、ここでは関係ないことです。で、少し酔っぱらっておしゃべりしながら、3人ないし4人で一緒に晩ごはんという楽しげな光景です。

「うおつか流 大人の食育」という2006年に出版された本から一節を引用します(引用は『・・』部分)。

『また、時おり寄る地鶏と地酒の店にも週に2~3日、夕食に来る夫婦がおる。お酒はほとんど呑まず、お店自慢の鶏料理とごはんで約1時間くらいの夕食をとるんですね。
店の方も、その夫婦にあわせて、メニューにない夕食を提供しておりまして、お互いにいい関係をもっとるようです。
大家族が少なくなり、夫婦二人っきりの世帯や独り暮らしの人が多くなると、外食が家庭の食卓代わりになってくるんでしょうね。
ひとりぼっちで料理を作って食べるのも、テイクアウトを買ってきて食べるのも、心は満たされますまい。』

居酒屋風の店や地鶏と地酒の専門店や気軽な割烹風を、そういう風に、手軽な夜の食卓として利用している年輩のご夫婦や年輩の独身者が徐々に増えているのだと思います。

うおつか流大人の食育

うおつか流大人の食育

著者:魚柄 仁之助

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