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2011年5月19日 (木)

8月のトマト

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北海道のあるトマト農家の方からうかがった話ですが、8月はトマトの売り上げが7月よりも少し減るそうです。消費者の消費量が減るからではありません。消費量は減少せずに、購入量が減少する。理由は、家庭菜園の自家栽培トマトです。

野菜の中で家庭でいちばん人気のあるのがトマトです。いちばん人気があるとは、いちばん家計支出が多いという意味です(総務省家計調査)。だから、夏の手前のこの時期に、庭やベランダのあるトマト好きの家庭では、庭やプランターにそろそろトマトの苗を植えはじめます。北海道よりも暖かい地域ではゴールデンウィークには苗の植え付けは終わっていますが、札幌周辺はその頃は寒いので、ゴールデンウィークでゆっくりした時間がある時に植え付けるとたいていは苗が寒さに負けて、またやり直しということになることが多いようです。

その時期には、つまり、種まきから始める本格的なアマチュアと苗を買ってきてそこから始める普通のアマチュアに応じてその時期には、ホームセンターの種・苗の売り場や種苗会社の通販サイトでは、育てやすそうな種類のトマトがいろいろと宣伝され販売されています。

家庭菜園で育てたトマトは不器量であろうが少々味がまずかろうがとても大事でとてもかわいらしいので、各家庭は第一優先順位でそれを食べます。各家庭で収穫のピークが来るのが8月で、とれている間は買わない、だからトマト農家の8月の売り上げが減少するというわけです。結構な量のトマトが家庭菜園で作られていることになります。

参考までに、生産統計対象の(つまり、家庭菜園での栽培量を含まない)トマトの国内生産量は1年間に74~75万トン(2008年~2009年)。そのうち家庭向けが40万トン、業務用・加工用が35万トン。それ以外に輸入品トマトがありますが、輸入はほとんどが加工されたトマト。1世帯(ただし2人以上)当たりのトマトの年間購入量は11㎏、年間支出金額は6,400円(2010年)。2人以上の世帯数は3,461万なので、日本中の家庭菜園でどれくらいの量のトマトを栽培しているかの当てずっぽうの計算はできますが、ここではやめておきます。関連記事は「トマトとチューリップ」。

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