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2011年5月11日 (水)

北海道のトマト産地

北海道はデフォルメすれば、ちょっと左斜めにかしいだ菱(ひし)形をしています。北海道のなんとなく真ん中あたりを通る縦の線を引き、北海道の真ん中あたりを横切る横の線を引くと北海道は左上・右上・左下・右下の4つに分かれますが、その左下が北海道のトマトの産地です。

北海道のトマト出荷量は熊本県についで2番目ですが、第2グループに北海道・愛知県・茨城県・千葉県があり、その4つの地域でお互いに2番目の収穫量を競い合っているというのが例年の光景です。

「左下」という広がりの右下の方(東南側)にあるのが平取(ひらとり、ではなく、びらとり)という町で北海道では一番トマトの生産量の多い地域です。「桃太郎」(トマトの種類)のようなサイズの大きなトマトが得意なところです。加工品生産も得意で、我が家では、平取農協が製造したトマトピューレを便利なので少しですが常備しています。

「左下」という広がりの左上(北西側)にあるのが、小樽の近所に位置する余市(よいち)と仁木(にき)という町で、余市はウイスキーの好きな方にはおなじみの地名です。1両編成か2両編成のローカル列車を降り余市の駅舎を出ると目の前というか、100メートルほど先からウイスキー-蒸留所の建物と敷地が広がっています。

余市町と仁木町は隣接した町ですが、この2つの町を合わせると、少しの差で北海道では2番目にトマトの生産量の多い地域となります。大きなトマトも得意ですが、ミニトマトの収穫量の多いところです。

平取と余市・仁木の違いは、得意なトマトの種類以外では、その得意先かもしれません。得意先に関して、平取が「地産『地』消」と「地産『他』消」のビジネスバランスに興味を持っているのに対して、余市・仁木は「地産『他』消」に集中しているようです。「北海道物産展」「北海道うまいもの展」といったデパートなどの催事を別にすれば、北海道以外の顧客への売り込みに遠慮がちな北海道では、平取町も余市町・仁木町も、珍しく積極性をもった地域といえるかも知れません。

これから初秋にかけての北海道は、太陽の光と涼しさというトマトの大好きな気候条件がそろいます。

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