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2011年5月13日 (金)

買い物バスケットの野菜の割合

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近所にホームセンターがないので、ちょっとした散歩が楽しめる距離にあるスーパーマーケットはその代わりです。ガムテープや麻ひも、ボンドの類は最近はもっぱらそのスーパーマーケット。春から夏にかけては鉢の花や花の苗なども売っているので、買ってきたあと自宅で大きな鉢に移植すると、長い間楽しめます。

正確には何と呼ぶのか、ピンクや緑のプラスチックで作られた四角い買い物カゴがスーパーマーケットや生協、デパートの地下食品売り場では利用されています。手に提(さ)げたり小型や大型のカートに載せたりといろいろですが、レジはガラガラということは少ないので、たいていは買い物客が複数のレジ台の前で行列を作っています。

そういう場合の好奇心の行き先のひとつは、買い物カゴの中身。興味の範囲は、加工食品やレトルト食品を含むインスタント系の食品がどれくらいカゴを占有しているか、コメや生野菜の割合はどれくらいかといった大ざっぱなものです。

このお店の客層が特に変わっているということはないと思いますが、各種年代の主婦の持つ買い物かごに占める惣菜類や加工食品、インスタント系食品の多さには相当に驚きます。それから若い女性の買い物カゴで目立つのがお菓子類のパッケージ。それに引き替え、野菜はとても少ない。30歳前後の独身らしい男性が、コメ袋や野菜や果物の入ったカゴを提げているのを見ることもあり、しかしこれはどっちかというと例外的な事例といえるかもしれません。

配偶者から頼まれて、そこのスーパーマーケットではないところで、所要の帰りの夕方に野菜類を買って帰ることがありますが、大根や白ネギやゴボウなどは長いので紙袋から先や端がどうしてもけっこう目立つ形ではみ出します。そして、そこにジャガイモやリンゴなどが加わると相当な重さになります。以前そうやって紙袋を提げてタクシーに乗り込んだら、運転手にこれからお店ですかと話しかけられたことがありますが、つまりは、野菜の好きな家庭がどの程度の量の野菜を買い物カゴに入れるかはよくわかっています。

そういう眼で行列の主婦の買い物カゴの野菜の量を見ています。

「食料需給表」という農林水産省の資料があるのですが、そこで20年くらい前と2年前の野菜の消費量を眺めると、大ざっぱに野菜消費量の推移がわかります。ちなみに20年くらい前(平成2年度)の野菜の自給率は91%、2年前(平成20年度)の野菜自給率は82%。ここでいう野菜消費量とは国内で生産された野菜の消費量と輸入された野菜の消費量をあわせたものです。

平成2年度の日本の野菜消費量は1739万4000トンで平成20年度の野菜消費量は1545万1000トンなので、20年間で11%減少していますが、主婦の持つスーパーマーケットのカゴに入っている野菜の量からは、それよりも減少幅がはるかに大きい感じです。

カゴに入る大根や小松菜やホウレン草、レタスや白菜やネギ、トマトやジャガイモなどの生鮮野菜の分量で考えると減少幅は11%よりも確実に大きいのだろうと思いますが、カゴの中にはできあいのサラダなども含んだ惣菜類や加工食品も入っておりそこに野菜が使われているし、外食と中食で消費される野菜も考慮すると状況は違って見えるので、だから11%という下落率でとどまっているのでしょう。

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