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2011年6月10日 (金)

発泡日本酒

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スパークリング(発泡)ワインというのがあります。シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方産のスパークリング(発泡)ワインの地域ブランド名なので、他の地域のスパークリング(発泡)ワインは、どこそこのスパークリングワインというしかありません。

スパークリング日本酒というのもあります。生酒と酒粕(さけかす)に分離する前の樽の中でぷくぷくと発酵中の酒を瓶(びん)に詰め込んだものなので、薄く濁っていて瓶の中でもぷくぷくと醗酵し続けます。だから、活性酒といった方が正確なのでしょうが、マーケティングを考えて「活性にごり」や「スパークリングにごり酒」という表示で販売している蔵元もあります。圧力に耐えなくてはいけないので720ミリリットル(4合)だと瓶の形状はシャンパンの瓶、注ぎ口はシャンパンコルク風で詮をし、蓋はしっかりと細い針金で結わえてあります。酒全体が白く不透明で、瓶の底では澱(おり)が沈殿しています。

半年ほど前から気に入っている山口県の変な名前の日本酒があります。漢字2字の名前ですが、最初のはむつかしい漢字なので普通は読めません。高級品として野球でいうと春の首位打者の打率(3割9分)や平凡な打者みたいな打率(2割3分)という信じられないくらいにまで外側を削っていって精米した米(山田錦)で作った純米大吟醸酒も出しているのですが、僕には縁のない世界。しかし、ありがたいことに実に妥当な値段で5割の純米大吟醸酒も販売しており、僕はもっぱらこちら。

【蛇足的な註】 野球では、打率3割9分の打者は打率2割3分という平凡な打者よりも圧倒的に優秀なのだが、2割3分というのは米を研磨して残った割合(精米歩合)なので、この場合は意味合いが逆になり、2割3分の方が3割9分よりも磨きがかかっている。7割7分打者といった方がピンとくる(似ていて紛らわしいですが、7割7分を表す用語は精米歩合ではなく精白率だそうです)。3割9分は表面をずーと削って残ったのが3割9分、つまりわかりやすい打率表現だとは6割1分。5割はどっちから見ても5割。ただし、米の磨きがかかっている度合いに応じて(比例して)旨い酒かどうかは飲んでみないとわからない。僕は2割3分や3割9分には手を出さないので、結局その味はわからない。

所用の帰りの夕方に某デパートの日本酒売り場に立ち寄ったら、その変な名前の日本酒の展示即売会風プロモーションをやっていました。打率2割3分も打率3割9分も売っていましたが、スパークリングにごり酒と表示した720ミリリットルの活性酒も冷やしたのがそこにおいてあったので、晩ごはん前に配偶者と楽しむにはいいかもしれないと1本買って帰りました。氷水でさらにしっかりと冷やして詮を開けたのですが、配偶者に半分以上飲まれてしまい、配偶者はまた飲みたいというのでさてどうするか思案中。

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