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2011年7月28日 (木)

お米の1㎏袋と2㎏袋

冷凍食品の売り場を詳しく見てみようと、とあるスーパーマーケットに足を伸ばしたその日に、それだけでは時間の使い方がもったいないので、久しぶりにお米売り場に立ち寄ってみました。

2合と2㎏(その1)」、「2合と2㎏(その2)」「2号と2kg(補遺)」というお米の小口パックについての記事を、お米の消費回復を期待して書いたのが2010年6月で、その時から1年以上が経過しました。その続きが「お米の3合パックと6合パック」で、その記事を掲載したのが2010年10月。その時に、消費者ニーズに合わせたお米のパッケージサイズの変化がゆるやかではあるけれども確実に始まっているとは感じていましたが、それから9か月後のお米のパッケージサイズの状況確認です。

JRの駅に隣接していて、大きな駐車場があるスーパーマーケットなので、お米の中心はやはり10㎏袋ないし5㎏袋。熟年夫婦が、買い物カゴの中身から判断するとその日の夜に自宅で小さなパーティー風の集まりでもする雰囲気なのですが、5㎏袋を買っていきました。

お米売り場で目につく明らかな変化は、1㎏袋や2㎏袋の小口パックの棚占有面積が大幅に増えていることです。1年前の5倍くらいにはなっています。とくに2㎏袋のお米の種類が圧倒的に増加していて、ほとんどすべての北海道産米と他の地域で生産されたコシヒカリなどが売れ筋目線の高さに並んでいます。棚のPOPメッセージは少量パックやお手軽パック。細いけれどもしっかりと客をつかんでいるという風情です。

日本での(日本の)お米の年間需要量は800万トンを少し超えたあたり(805万トン)で、日本の人口は赤ちゃんからお年寄りまでのすべて含んで1億2805万人。需要量=消費量と考えて割り算をすると、日本人はひとりあたり1年間に約63㎏のお米を食べていることになります。実際の調査消費量は60㎏を少し割り込んでいますが、60㎏とは、毎日1合少々のお米を365日食べる量です(1合は180㏄で重量換算すると150g、その365倍が55㎏となります)。毎日1合少々とは、自宅で炊飯するお米だけでなく、外でする食事のご飯や買ってきたお弁当のご飯も含んだ量です。

2㎏袋は、独身男性、あるいはそれほど量を食べない高い年齢のご夫婦が、自宅で晩ごはんに毎晩1合のご飯を食べた場合のほぼ2週間分(13.3日分)です。1㎏袋だと1週間分(6.7日分)。スーパーマーケットに週末に車で買い出しにくる場合は、5㎏や10㎏の袋が経済的ですが、歩いて買い物をする人たちが手で持てるお米の量は、他の食材や日用品もあるので、2㎏袋までだと思います。

2kgや1㎏入りのお米パッケージが商品として定着したようです。

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