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2011年8月 1日 (月)

家庭用の庖丁と砥石

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小学生の頃、ゴム動力の模型飛行機を作るのが好きで、できあがり段階や飛行実験段階でいろいろ微調整を加えると、実際によく飛んだものです。模型飛行機セットに付属のプロペラは当時は竹を削ったもの。夏休みの夕方の小学校の校庭などが、そのためのけっこう便利な場所でした。あまりにまっすぐ飛ぶと回収不可能な場所に落ちてしまう可能性もあるので、ゆるやかに大きく旋回するような仕上がりを一番好みました。

今でもそういう用語で呼ばれているのかどうかは確かではありませんが、竹ひごやニューム管という言葉を思い出します。焦げないように竹ひごを唾で軽く湿して、ロウソクの炎で主翼の先端の丸みを、スピットファイア(第2次世界大戦中のイギリスの戦闘機)の主翼の丸みを思い出しながら整えたり、竹ひごの端をナイフでごくわずかに削ってニューム管に隙間なく収まるように調整したりしたものです。

その時に使ったのが、一般用語だと「折り畳み式の工作用ナイフ」、商品名だと「肥後守(ひごのかみ)」。刃は両刃で一応は鋼製なので、砥石(といし)で見よう見まねで研いだりしたものです。刃の収納部でもある柄は真鍮製でした。(現在販売されている「肥後守」はこちら

さて、我が家で使っている調理用の庖丁類は、三徳包丁が3本と出刃包丁が1本で、比較的錆びにくい材質のもの。庖丁の主たる利用者は配偶者で、僕は庖丁の副次的な利用者、および庖丁を研ぐ係。研ぐ頻度はよく使うものは2週間位に1回。出刃はレベルの高い鋼のものは猫に小判なので、実力にあったものを使っています。三徳包丁は、1本は薄い高価な奴で刺身用、あとのしっかりした2本は野菜やその他の食材の何でも用。やわらかくて小さい青魚などは、庖丁ではなく料理バサミを使った方が便利な場合も多い。

数年前から、粗研ぎ用と仕上げ用の砥石を張り合わせて両面仕様にしたのがストッパー付きの容器におさまった形で売られているので、これさえあれば、我が家では三徳包丁も出刃庖丁も大丈夫。普通は仕上げ用しか使わない。もし研ぎ間違えたら、恥ずかしそうな表情で専門の刃物屋に駆け込めばよろしい。

ただし、デパートの刃物売り場などで有料でやっている包丁研ぎサービスは当たり外れがあるようです。その日の担当が上手な職人であれば見事な切れ味になって感嘆しますが、この程度の家庭用包丁に技術と情熱はかけられないという考えのオニーサンに運悪くあたってしまうと、ぼんくらな切れ味の包丁を受け取ることになります。両方の経験があって、今は、自分で研いでいます。

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