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2011年9月14日 (水)

北海道のお米(コメ)の放射性物質濃度

北海道の魚などの水産物については、北海道庁がその放射性物質の濃度を測定して公開していますが(「北海道の水産物の放射性物質濃度」)、北海道の有力農産物のひとつであるお米に関しては、まだそういうデータは公表されていませんでした。やっと公開されたようです(「水田(土壌、玄米)の放射性物質モニタリング調査結果」)。

【後で追加】「農地土壌の放射性物質モニタリング調査結果」の新しいページはこちら (そのページが出たら、 《農地土壌》 タブをクリックしてください。

魚介類はいろいろな種類が季節に応じて獲れるし食物連鎖もあるので、放射性物質による汚染状況に関しては、それぞれの対象のタイムリーなデータ測定とその公表が消費者の役に立ちます。お米の収穫は、北海道は(北海道に限らず現在の日本ではたいていのところでは)年に一度なので、そろそろ収穫の時期です。早いところでは稲の刈り入れと玄米の出荷が完了しています。

北海道のお米の出荷先は北海道と北海道以外の両方だし、一般家庭消費用だけでなく業務用用途(各種のレストラン・飲食店やお弁当・おにぎりなど)の人気が高いので、時宜を得た発表のタイミングだと思います。

以下の表は、そのホームページのデータをそのまま引用したものです。詳しくは北海道庁の当該ホームページをご覧ください。蛇足ですが、簡単な説明を付け加えます。【あとで追加。新しい関連箇所はこちら。《農地土壌》タブをクリックしてください。】

北海道のお米の産地は、大ざっぱに言って北海道の西側と南側で、だから放射性物質の計測対象地は、旭川の近所の「比布(ぴっぷ)町」、札幌の東北に位置している「岩見沢市」、そして函館の隣りの「北斗(ほくと)市」の3カ所で、それぞれの「農業試験場の水稲栽培ほ場」(「ほ場」とは難しそうな言葉ですが、圃場と書いて、田んぼのこと)。分析は北海道立衛生研究所。測定対象となったお米は「きらら397」(比布町)、「ゆめぴりか」(岩見沢市)、そして「ふっくりんこ」(北斗市)の玄米。

比布町と岩見沢市は直線距離で約100km離れており、岩見沢市と北斗市は同様に約180km離れています。

業務用のお米としてはすでにプロの間で有名なのが「きらら397」、去年から「コシヒカリ」に一般市場で競争を挑み始めたのが「ゆめぴりか」、「ふっくりんこ」は北海道南部生まれのブランド米。

この測定での、玄米に関する放射性ヨウ素や放射性セシウムの「検出限界値(Bq/kg)」は、ヨウ素が4.4~5.4 Bq/kg、セシウム134が4.3~5.5 Bq/kg、セシウム137が3.1~3.9 Bq/kg 。つまり、放射性ヨウ素や放射性セシウムがまったく存在しない場合(つまりゼロの場合)は当然「不検出」、また1㎏あたり3.0~5.0ベクレルくらいの放射性ヨウ素や放射性セシウムが仮に含まれていても「不検出」という結果になります。

国の玄米の暫定基準値は 500 Bq/kg。2011年3月17日以前の飲料水(水道水)の基準値が10 Bq/kgだったので、ある特定の食材の測定値が10 Bq/kg以下なら、年齢にかかわらず、好みの量を毎日食べ続けても非常に安全だと僕は考えています。安全サイドに立った考え方です。つまり、北海道のお米は主食としてどんどん食べられる。

_20110913

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