食堂定食での、玄米や胚芽米の登場回数
ある測定器メーカーの社員食堂の定食メニューが評判で、それをまとめたのが出版されています(「体脂肪計タニタの社員食堂」)。ベストセラーのようです。配偶者が食事メニューの参考になるかもとその本を買ってきたので、僕も目を通してみました。
この本は「本日の日替わり定食」という主要部分と「裏メニュー」という補足部分から構成されていますが、「本日の日替わり定食」がここでの対象です。
本日の日替わり定食は31種類が登場しますが、僕の興味は各メニューの「ご飯」(お米)の種類です。その種類は、白米と玄米、そして胚芽(はいが)米。定食なので「ご飯」は必需品ですが、その内訳は以下の通り。
・白米 : 24回 (77.4%)
・玄米 : 4回 (12.9%)
・胚芽米: 3回 ( 9.7%)
ところで、玄米とは以下の絵のような構造になっています。「玄米=胚乳+胚芽+ぬか」というわけです(胚芽の位置を上にしたお米の絵や写真が多いのですが、僕の手書きデザインの都合上、左下に持ってきました)。「玄米」から「ぬか」を除いて「胚芽(はいが)」を80%以上残したのが「胚芽米」、そして、「ぬか」と「胚芽」をすっかり取り除くように精米したのが「白米」です。
玄米が組み合わさった定食は
・鶏肉のピーナッツバター焼き定食
・ささみの衣揚げレモンあん定食
・オクラとナスの肉みそ炒め定食
・さばのみそ煮定食、
胚芽米が一緒なのは
・豚肉の南部焼き定食
・ぶりのにんにくしょうゆ焼き定食
・タンドリーチキン定食。
我が家の日常の好みのご飯は「3分搗(つ)き」で、「3分搗き」には「ぬか」も「胚芽」もそれなりに残っており、「玄米」と「胚芽米」の中間の存在です。朝ごはんの時などには、3分搗きに少量の岩手産の雑穀を混ぜる場合もあります。
ときどきは好奇心から、「ゆめぴりか」「つや姫」「龍の瞳」といった話題の品種や外食産業で人気の北海道米を買ってきて食べますが、そういう場合は白米です。それから、これは我が家の経験値なので一般化していいのかどうかわかりませんが、「白米」の方がより多くの量を食べるみたいです。「3分搗き」は、お米の品種の食味にもよるのでしょうが、噛む回数が多いためか食べる量は「白米」よりは少なめです。
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