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2011年11月30日 (水)

やはり、備前雄町(びぜんおまち)の日本酒

甘い味が好まれています。が、甘いスイーツ類などはそもそも苦手で、砂糖をまぶしてあるケーキのようなのには近づく気にもなれない。といって、すべての甘さが嫌いなわけではなく、焼き芋にした鳴門金時は、たまにしか食べませんが、好物のひとつです。

野菜類でいえばトマトやトウモロコシも、フルーツトマトやフルーツコーンと総称されている甘いタイプのものが好かれているようです。ジャガイモにも栗のように甘い種類のものがあります。最近の日本酒にも同じ傾向があるのかもしれません。

米は基本的に甘さのある穀物なので、噛んでいるとほのかに甘くなるし、だから、うるち米やもち米を原料とする酒粕(さけかす)や味醂(みりん)は自然の甘さを持った漬物を作り出します。つまり、日本酒は、ほんのりと甘いのが当然ということです。しかし、少量だが毎晩飲んでいると、その甘さの具合とだんだんと折り合いがつかなくなってくる日本酒も少なくありません。

以前、淡麗辛口という広告用の造語で形容された、水のような辛口の日本酒がもてはやされたことがありました。その頃は日本酒に特別な興味もなかったのでお世話になることはなかったのですが、2年ほど前に日本酒を好きになって以降に淡麗辛口の代表的な銘柄といわれているものを何種類か試しに飲んでみました。高級品を飲まなかったためか、その辛口はどうも醸造アルコールで調整したような辛口で僕の好みではない。醸造アルコールとは関係のない辛口の日本酒も試してみましたが、これはただ辛いだけで米の味がしない。

で、2年前に日本酒とはこれほどうまいものだったのかということを気づかせてくれた備前雄町(びぜんおまち)の日本酒を再び手にしました。他のものをいくぶんヘンレキしたあとだったので、再び結構な衝撃でした。この備前雄町のお酒は、落ち着きと渋さが基本にあって、それが穏やかな辛口になり、そこに色香が加わっています。2か月に一度くらいの頻度で、保存状態のよいお店から一升瓶でも買ってきて気分良くなりましょうか。

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