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2011年12月15日 (木)

蕎麦(そば)と北海道と長野県

蕎麦(そば)の話です。原材料名欄に小麦粉がでしゃばっているような種類の蕎麦(そば)ではなく、原材料名欄には「そば粉」以外の記載がない種類の蕎麦(そば)についての話題です。

北海道は日本で蕎麦(そば)の一番大きな生産地で、全国の収穫量の37%を占めています。蕎麦というとすぐに長野県が思い浮かびますが、北海道の収穫量は長野県(収穫量は長野県が第2位)のちょうど5倍です。それ以外で蕎麦の生産が盛んなところは、山形、福島、茨城、栃木、福井、そして鹿児島(平成22年、農水省統計)。北海道で蕎麦の栽培が盛んなのは、冷涼な気候や昼夜の寒暖差などの蕎麦栽培に向いた自然環境を利用できるのと、米の減反政策に応ずる形で旭川から少し北のあたりなどの一部の地域で米から蕎麦へ転作が進んだということもその背景にあります。

従って、北海道は蕎麦どころ、ということになるのですが、その事実と一般の蕎麦好きの人たちが抱く北海道のイメージとの間には結構な落差がありそうです。「原材料としての蕎麦」の生産地として専門業者の間で有名であるということと、「食材ないし食品としての蕎麦」で蕎麦消費者に名前が知れ渡っているということは、同じではありません。

外でのお昼ごはんに手打ちそばというのも時々はあって、その時のメニューはざるそばの大盛りのみで、ちゃんとしたわさびを出してくれるところ。それ以外のそばは、近頃は注文しない。自宅で、休日のお昼にざるそばを楽しむこともありますが、その場合は乾麺(干しそば)を使います。北海道のそば粉だけの十割そば。ただし、汁そばだとその良さが消えてしまうので、もっぱらざるそば。

その麺は長野県のある会社が製造・販売しています。原材料としてのそばの供給は北海道、麺への加工と流通はそばで有名な長野県という、ある種の典型的な北海道の分業体制がここにも見られます。丁寧に探せば、原材料も麺の製造も北海道のものが手に入ると思うのですが、面倒なので、「北海道&長野県」の組み合わせを楽しんでいます。年越しそばも、この乾麺を使う予定です。

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