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2012年1月30日 (月)

雪の下ダイコン

配偶者が珍しいものがあったので買ってきたというので、何かと思ったら普通の青首ダイコン。それは袋に入っていて、表には「雪の下大根」と書いてある。売り場では「お待たせしました、雪の下大根の登場です。」というような手書きのポップが置かれていたそうです。

僕は、雪の下ダイコンは初めてで、実際には見かけたのかもしれないが、カット・ダイコンを別にすれば、ダイコンは緑の葉のいっぱいついた裸の丸ものという先入主があるので、見落としていた可能性が高い。北海道フードマイスターとしては少し恥ずかしい。

雪中キャベツは冬の北海道では野菜売り場の常連ですが(「12月下旬のキャベツ」)、北海道の雪の下ダイコンも、神奈川産のダイコンのとなりに並んでいます。そのダイコンが入った袋の商品説明は「雪の下で貯蔵することにより、旨味・甘みが増した大根です」。

北海道の大根生産地は、北海道の東部と南部。雪の下ダイコンの主な生産地は南部で、たとえば函館。

雪中キャベツと雪の下ダイコン、それに越冬ジャガイモがあれば、真冬でも最低限の生野菜は摂取できる。掘り出し作業は寒くて大変だが、12月から3月まで需要に応じて出荷。雪という自然の冷蔵庫を利用する生活の知恵が、上手にマーケティング展開された例です。

北海道に限らず、たとえば新潟のような農業の盛んな雪国では雪の下に大根を保存し、掘り出したダイコンを自家消費するだけでなく、きれいに洗って近所の直売所で販売しているようです。

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