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2012年2月20日 (月)

濃厚な味の加工食品

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善し悪し(よしあし)は別として、必要以上に濃いめの味を、たとえば、いい出汁をいっぱいに引くことで出そうとすると、相当にお金がかかる。「1杯2000円のラーメン」という記事で、まじめにいい出汁をとって出汁以外もそれなりに吟味した素材を使うと、材料費を常識的に定価の30~35%とした場合、ラーメンの値段は2,000円を超える(と試算できる)と書きましたが、実際はわずかに超えるのではなく、相当に超えてしまいます。世の中には一杯1万円のラーメンがあるそうですが、最高級素材を惜しみなく投入してスープを作れば、場所代もあるけれども、そういう値段になるだろうことは想像に難くない。

濃厚な味、濃い味の加工食品が売れているそうです。好奇心で調べてみると、次のようなものが人気商品となっています。

◇主食類や副食類、その関連商品
   ・各種の味のラーメン
   ・シチュー
   ・パスタソース
◇飲みもの(A)
   ・野菜ジュース
   ・ミルク
◇飲みもの(B)
   ・黒ビールやビール風味の飲みもの
   ・紅茶やカフェオレ
◇菓子類
   ・チョコレート
   ・チーズケーキ
   ・バター味などの各種スナック菓子
◇その他

とくに値段が高くなったのではない。値段を「通常味」よりも目立って高くすると売れなくなる。だとすると、原価維持のために、生クリームや油脂など高カロリーな材料を使う、塩分を増やして濃厚感を出すという努力があったのでしょう。つまり、添加物の活用。

それは消費者ニーズの開拓、消費者ニーズへの対応ということでいいとしても、人はいちど濃厚な味に慣れてしまうと薄味に戻るのが難しい。ファーストフード店のハンバーガーやフライドポテトがいい例です。

一方、自然の味を子供の舌に教え込むという栄養管理士・調理師の地道な努力もあります。関連記事は「子供の頃の味のトレーニング」。

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