続・「食べ物に関心のうすい専門家と、酒屋のオヤジさん」
以下は、いつもお世話になっている酒屋のオヤジさんと僕の配偶者の、昨日の会話です。「食べ物に関心のうすい専門家と、酒屋のオヤジさん」という2月27日の記事の続きです。なお、酒屋のオヤジさんは70歳。
「今日また血糖の検査をしたら5.8になったんだ。順調に下がっているから先生もびっくりさ。先生はこれからも運動を続けるようになどというだけでね。面倒なので食事のことなど話さないよ。運動を続けているのでそのせいでしょうね、と先生と調子を合わせているのさ。運動なんかしていないのにな。」
「5.8ならギリギリだけど正常値ですよ。」
5.8とはグリコヘモグロビン HbA1cの測定値のことです。過去1~2か月の平均的な血糖の状態を教えてくれます。「食べ物に関心のうすい専門家と、酒屋のオヤジさん」でも書きましたが、7.2%~7.3%もあったそのオヤジさんのHbA1cが、GI値の低い食べ物へと食事内容を切り替えたら(奥さんの努力が非常に大きいと思うのですが)3か月ほどして6.1%にまで低下した。HbA1c基準値は4.3~5.8%の範囲なので、それ以上の数値だと、それ以前の1~2か月は高血糖状態が続いていたということになる。6.5%以上であれば、ちょっとヤバイ。8.0%を超えると非常にヤバイ。それが今度は5.8%になった。
「値が下がったものだから、先生は実は去年の8月は8.1もあったと急に言い出すんだ。その時は黙っていて、今になってそんなことを言われてもな。体重も4キロ減ったよ。71キロが67キロさ。」
「よかったですね。甘いものを食べ過ぎてはだめですよ。」
こういう話を聞くのは楽しい。
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