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2012年7月 9日 (月)

繭(まゆ)を掻(か)く

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先日「祈りのこもったお米、そうでないお米」という記事の中で、ある神社の話し上手な宮司(ぐうじ)の脱線気味のいい話として『天皇陛下は、お米、つまり食べるものがご担当。皇后さまは養蚕や機織り(はたおり)、つまり着るものがご担当。そういう役割分担です。日本のお米には天皇陛下の祈りがこめられている。だから、皆さん、天皇陛下の祈りがこめられていない外米(がいまい)は決して食べないように。』と書きました。

お米に関しては、稲作技術の元締めである天皇陛下がご担当の新嘗祭(にいなめさい)が収穫の秋にありますが、養蚕や機織りに関する皇后さまご担当の儀式はいつごろだろうかと特に調べずにいたら、小さな新聞記事が目に入りました。

皇后さまが皇居内の養蚕所で育てた蚕(かいこ)の繭(まゆ)を今年初めて収穫する「初繭掻(はつ・まゆ・がき)」という作業が7月4日に行われたそうです。繭を、藁(わら)で編んだ蚕の作業場所(蚕が糸を吐いて繭を作るところ)から取り出す作業です。作柄は例年並み。ただし、今年の「初繭掻」は例年よりは1か月遅れということなので、通常は6月初めの行事なのでしょう。

なお、その記事によれば、養蚕は明治時代から歴代の皇后に引き継がれてきたのだそうです。もっと古い歴史を持つものかと思っていましたが、明治時代からだとすれば、その背景には「富国強兵・殖産興業」や「富岡製糸場」があるのかもしれません。

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