梅干し用の天気予報はたまには中(あた)ることもある
この記事のタイトルを「梅干し用の天気予報はたまには中(あた)ることもある」としましたが「梅干し用の天気予報はほとんど中(あた)らない」としても同じことです。控えめな表現にしました。
とくにこの時期に僕がほしいのは、午前7時くらいから午後2時くらいまでの我が家の天気。ぴかっと晴れ続けるかどうか、そして日中の最高気温もそれなりに高いかどうか(25℃以上か)だけです。そういう意味では、天気予報というのはほとんどあてにならない。週間予報が頼りにならないことに立腹する気持ちは、それに依存する方がおそらくおかしいので、無理に抑え込んだとしても、前日16:00に発表されるその日の夜から翌日夕方にかけての予報もたいていは中らない。快晴のはずが空一面が雲。空全体が雲で夕方まで覆われているはずが、9時半くらいから雲は吹き飛んでしまい、その結果はきれいな青空。これには腹が立つ。雨が降らなかったからいいでしょうというくらいの精度では正しい天気予報ですが、この季節の僕の作業の役には立たない。
この時期は漁師にでもなったつもりで、朝5時から6時の空全体の様子、東の空と西の空の雲の量と雲の流れなどをみて、実施するかどうかを天気予報とは関係なく判断します。天気予報で利用するのは、雨が降るかどうか暑いか涼しいかといったごくざっくりとした指標だけ。
たとえば、前日の16:00の予報は、
その日(8日)の午前8時30分の実際の天気は、以下の写真のような具合。雲は空の低いあたりにわずかに、上空には小さな白い破片がプカッと浮かんでいるだけのほぼ快晴に近い状態でした。
無料の天気予報なので文句を言う方が筋違いなのか、それとも、基本気象データを提供している気象台(気象庁)は税金で運営されているので納税者としてもっと文句を言った方がいいのか判断に迷うところですが、そんなことに気を使うのもばかばかしい。
まあ、予定よりも経過期間が長引いた梅干しの土用干しも無事終了し、きれいな赤紫蘇色に染まったので、あとは寸胴の甕に移して保存するだけです。
◇
世界の気温の推移などを確認するために気象庁のホームページを拝見するのですが、地球温暖化とCO2の関係に関しする気象庁の基本見解がIPCCのそれ(「我々の産業活動や経済活動の結果CO2の排出量が1850年あたりから急速に増加し、そのせいで地球が温暖化している」)と同じというか、それをもっと後押しするような具合であってそれ以外の視点が見えてこないので、気象庁の「お天気」に関する見解が間接的に政治経済の方向にかかわるような領域に関しては、僕は眉に唾をつけて、気象庁からのメッセージを受け取るようにしています。
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