夏の野菜は地産地消
収穫するけれど、ほかの地域に売るばかりで地元ではあまり食べないというのもあります。北海道の昆布がややそれに近い。しかし、北海道では、夏の野菜は、ほとんどの種類が地元で収穫されたものを楽しめます。
地産地消というそれほど古くない用語の厳密な定義は知りません。ここでは、ある農産物がある地域で生産されており、そして、その農産物がその地域で十分に消費されている場合、その農産物が地産地消されていると考えます。言葉を換えれば、当該農産物のその地域での自給率が100%に近いか、あるいは100%以上の場合、その農産物は地産地消品目とします。
◇地産地消できない野菜はいくつかあり、それらは以下の5種類。北海道では作れない(ないし、作らない)ので地産地消ができない、というタイプの野菜です。
・蓮根(れんこん)
・さつまいも(北海道でもわずかに生産されているらしいが、僕は見たことがない。)
・里芋(さといも)
・生姜(しょうが)
・大葉(おおば)(地元の無農薬栽培ものをときどき見かけるが、流通量は少ない。ただし、大葉、つまり青紫蘇は、自家栽培しているので我が家にとっては地産地消品目。)
蓮根(れんこん)も里芋(さといも)も生姜(しょうが)も我が家の必需野菜であり好物なのですが、北海道のものはないので、たとえば蓮根は茨城や徳島のものということになります。
◇地産地消できる野菜(および、きのこ類)は、以下の通り。ほとんどの野菜ときのこが地元で栽培されています。
・大根
・株
・にんじん
・ごぼう
・白菜
・水菜
・小松菜
・キャベツ
・ホウレンソウ
・ねぎ
・小ねぎ
・三つ葉
・春菊
・にら
・セロリ
・アスパラガス
・カリフラワー
・ブロッコリー
・レタス
・青梗菜(ちんげんさい)
・きゅうり
・南瓜(かぼちゃ)
・茄子(なす)
・トマト
・ミニトマト
・ピーマン
・ししとう
・とうもろこし
・さやいんげん
・さやえんどう
・枝豆
・じゃがいも
・ながいも
・玉葱(たまねぎ)
それから
・しいたけ(旬は秋だけれど、最近は原木栽培も菌床栽培も周年栽培なのでここに追加)
・なめこ(菌床栽培で周年栽培)
・えのき(菌床栽培で周年栽培)
・ぶなしめじ(菌床栽培で周年栽培)
・舞茸(まいたけ)(菌床栽培で周年栽培)
以上です。
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