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2012年11月21日 (水)

続・ 「石炭・石油・天然ガスの可採年数がこの10年でどう変わったか」

石炭・石油・天然ガスの可採年数がこの10年でどう変わったか」と「石炭・石油・天然ガスの可採年数がこの10年でどう変わったか <補遺>」の続きです。

化石燃料の「可採年数」とは、「確認可採埋蔵量」を「その年の生産量」で割った値(年数)のことです。大雑把にいうと、このままの調子で使い続けたら当該資源はあと何年分残っているか、その年数です。その数字(年数)は埋蔵量の推定精度や資源価格の変化、ならびに採掘技術の進歩(今まで採算のとれなかった資源が新しい技術の開発で採算ラインに乗る)によって変動します。

“BP Statistical Review of World Energy June 2012” やそれ以前の年の発表データをお借りしてそれらをまとめると(ただし、ウランについては別ソース)、主要エネルギー資源の可採年数予測は、過去10年間で以下のように変化しています。資源によっては安定的に推移しているともいえます。

_bpjun2012ii

現在は、シェールガスやシェールオイルの開発・採掘が急速に進んでいるので、来年(2013年6月)に発表される石油や天然ガスの「可採年数」は大幅に上昇している可能性もあります。しかし、各エネルギー資源の可採年数は一応は客観的に予測されているのでしょうが、資源供給国や資源供給団体は価格を高いところで安定させたいという指向性をもつので、分子と分母にかかわる数字が制御されて、控えめな数字に落ち着くことになるかもしれません。

なお、燃料別に最近の世界のエネルギー消費量を比較してみると以下の通り。

2011_2010

■以下は後日、2013年1月に追加。

OECD NEA (Nuclear Energy Agency) の2012年7月26日付のプレスリリース(以下の英文)では「2011年版のRed Bookにあるように、2011年1月1日現在のウランの可採年数は100年超」となっているので、ウランの最新の可採年数はここでは100年(上のグラフのまま)とします。

“Uranium 2011: Resources, Production and Demand, commonly referred to as the “Red Book”, shows that total identified uranium resources have grown 12.5% since 2008. However, the costs of production have also increased, leading to reductions in lower cost category resources. These figures, which reflect the situation as of 1 January 2011, mean that total identified resources are sufficient for over 100 years of supply based on current requirements.”

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