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2013年2月22日 (金)

表意語と表音語と雪の熟語

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雪まつり以降はだんだんと春になるはずで、陽の光には確かに春がいるのですが、今年はなぜか雪が止みません。もっともこれは北海道に限ったことではなくて、普段は雪の降らない西日本のような場所でも今年は雪がけっこう積もったりしていています。

雪が多いと云っても札幌では控えめで、しかし、普段なら1時間くらいの距離であるところの近隣の江別や岩見沢といった穀物や野菜の産地ではまれにみる大雪です。去年も多かったのですが、今年はそれ以上です。高速道路は通行禁止になるし、長距離列車は頻繁にベッドのない郊外の臨時ホテルに早変わりしています。

そういうニュースをテレビなどで見た知り合いから電話がありました。離れた知り合いの住む場所で大洪水や台風や大地震があると安否を確かめるために連絡を取りますが、そういう類の電話です。雪に埋もれて飢えで死にかけているのではないか、あるいは所用先からの帰りの列車に閉じ込められて困っているのではないか。

雪国育ちでないと、瞬間的には理解できないような表意語(表意文字)や表音語があります。いまだに慣れません。

ひとつは「落雪注意」。高いビルと接する歩道にそういう注意書きが(親切なところでは、ビル側に近づけないような立ち入り禁止のバーも設置されている)置かれています。ビルの屋上から雪がドサッと落ちてきてけがをする恐れがあるので、ビルのそばに近づかないようにという注意書きです。最初にこれを見たときは「落雪注意」とは全く認識できず、目に入ってきたのは「落雷注意」。なぜこの時期にカミナリ?なぜこんな場所で「カミナリに注意」?いまだに慣れない。

もうひとつは、「雪が多いので毎日ハイセツが大変です。」という会話表現。雪が多いとベンピになるのかと思っていましたが、そうではなくてハイセツとは雪の排除、つまり排雪。除雪、雪かきしたあとの雪をどこか邪魔にならない場所に移動させることです。ジョセツやユキカキなら同音異義語による誤解はありませんが、それでは作業工程の正確な意味が伝わらないし、作業や捨て場所捜しの大変さの雰囲気も出ない。

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