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2013年3月11日 (月)

糠(ぬか)漬けはキャベツに始まる、らしい

糠漬けは、キャベツに始まるらしい。理由は、キャベツには乳酸菌がいっぱいあるので、初心者の糠床作りに向いているからだそうです。そう、配偶者から教えられました。

通常の原子力発電所はウランを燃やす軽水炉ですが、軽水炉でウランが燃える時の副産物としてプルトニウムが生まれます。そのプルトニウムをウランに混ぜて(MOX燃料)燃やす原子力発電の方法はプルサーマルと呼ばれています。各電力会社のプルサーマルの稼働実績という重要な事柄に関する配偶者の知識が、僕のそれよりも正確だったので、それ以降は、ともかく配偶者の言うことをまずは素直に聞くことにしています。「糠漬けはキャベツに始まる」と言われたら、ともかく何かしら意味のある発言だとして、まずは受け入れます。

しかし、釣りが鮒(フナ)に始まり鮒(フナ)に終わるといわれるような意味で、糠漬けがキャベツに始まってキャベツに終わるかどうかはよくわからない。

キャベツは我が国へは明治初期に導入されたはずなので、それ以前には、日本にはキャベツがなかったとすると、たとえば江戸時代の糠漬け教材はなんだったのか。

糠漬けというと、定番は、胡瓜(キュウリ)や茄子(ナス)。モノの本によれば、キュウリは日本には平安時代に伝わったらしい。ナスも8世紀ごろ、つまり奈良時代から平安初期に日本に入ってきたそうです。つまり、キュウリやナスの我が国での栽培の歴史は古い。

いろいろと調べるのは面倒なので、ここでは、糠漬けはキュウリに始まりキュウリに終わるとしておきます。茄子紺という言葉がありますが、ナスの糠漬けはあの深い青紫がないと意味がない。その色をきれいに出すのはそれほど簡単ではない。糠漬けとしてはキュウリの方が簡単です。旅行中は仕方ないにしても、糠床さえ毎日かき混ぜていればまず大丈夫。

糠漬けはキャベツに始まる、と配偶者が云うので、僕は我が家ではキャベツの糠漬けは食べたことがない、そう配偶者に指摘すると(あるいは、文句を云うと)、さっそくキャベツを糠床に漬け込んでくれました。その味は・・・。

どうも、キュウリやナスを超えるものではないように思われます。キャベツは浅漬けの方がおいしいかもしれません。

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