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2013年3月21日 (木)

精米したてのお米(無洗米)を牛乳パックで宅配

家庭でご飯を作る人向けの宅配サービスの中でなるほどと感心したのが、お米(無洗米)の宅配サービスです。ひそかに拍手を送りたいような気分でもあります。きっと、お米をよく知っている、お米のご飯が好きな方がこのサービスの設計に肩入れしたのでしょう。

精米したお米は時間とともに劣化(酸化)するので、おいしく白米を食べる方法は、食べる量だけ、あるいはご飯として炊く量だけそのたびごとに自分で玄米を精米することです。多めに精米した時には、余りはきちんとした密閉容器にいれて冷蔵庫に保管するとおいしさが長持ちします。

10㎏袋や5㎏袋に入った白米を買ってきて、それを計量機能付きのコメ収納器具に常温で保管するというのも、ご飯好きの中家族や大家族ですぐに食べ切ってしまうようならとくに問題はないのですが、そうでない家庭がそういう保管状態で少しずつ消費し続けているとお米に元気がなくなってきます。つまり、少しずつお米の味が落ちてきます。

しかし、自宅で家庭用の精米機を持つのは嫌だ、自宅には適当な米の置き場もないし、そもそも5㎏など重くて、お店で買ってもとても持って帰れない。持ち帰れるとしてもせいぜい1㎏程度の少量パックだけという家庭も多い。

牛乳の宅配をしている乳業メーカーが、牛乳用の1リットル入り紙パックに精米したての無洗米(研ぎ洗いせずに水を加えて炊くだけで大丈夫なお米、そうでないお米よりもわずかに高い)の宅配サービスを提供しているそうです。牛乳宅配の流通インフラを持っている乳業メーカーが既存インフラを使って1年ほど前から始めた追加サービスです(日本農業新聞 2013/03/12)。

1リットル入りの牛乳パックにはお米(秋田県産のあきたこまち)が900g(6合)入っており、1パックの値段が570円だそうです。5㎏袋入りのおいしい無洗米が2,500円くらいなので、小口パックと宅配サービスを考慮すると、妥当な値段だと思われます。(【蛇足的な註】お米1合の容量は180ccで、1合の重さは150gです。)

無洗米の入った牛乳パックは冷蔵庫のドアポケットにスポッとおさまるので収納が便利で、冷蔵庫保管なので品質劣化(酸化)が防止できる。お米のご飯が好きだけれど食が細くなって量はそれほど必要ないといった家庭だと、1週間に2パックくらいを届けてもらえれば十分です。

高齢者家庭だと夕食弁当などの宅配サービスも便利でいいのですが、そういう場合もおかずセットだけは利用して、あつあつご飯は精米したてを自宅で炊いて食べるというのも賢い選択肢かもしれません。

関連記事は、「2合と2kg(その1)」、「2合と2kg(その2)」、「『2合と2kg』補遺」です。

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