続・いんげん豆と大豆
大豆は、水に一晩つけたのを茹でて食べてもおいしいのですが、どちらかというと、豆腐に加工したり、豆乳ヨーグルトや納豆、味噌や醤油のように発酵食品にした方が味の深みが増すし体にもいいようです。
一方、「いんげん豆」はそのままを(といっても一晩水につけたのを)料理の素材として使っても、というか発酵などさせないそのままの方がおいしく食べられます。「いんげん豆」は種類が豊富です。パスタ料理に使われる「ひよこ豆」は「いんげん豆」の一種ですが主に輸入品なので、北海道の食品売り場で割によく目にする地元のものは「うずら豆」「貝豆」「虎豆」「金時豆」「手亡(てぼう)」「白花豆」などです。
配偶者に、まず、「うずら豆」が副次的な役割を演ずる料理を作ってもらいました。マカロニグラダンに「うずら豆」、オニオンスープに「うずら豆」。それから具材のひとつに「うずら豆」と「貝豆」を使ったサラダ。サラダの場合は豆の役割が重くなります。豆そのものの味わいは、「大豆」よりは断然「いんげん豆」です。
チリ(チリソースのチリ)料理の中にチリコンカーンという「ひよこ豆」の煮込み料理があります。とくにチリ料理が好きというのではないのですが、「ローハイド」というカウボーイを主人公にした古いテレビ番組に頻繁に登場していた「ひよこ豆」の煮込み料理がその料理人の風貌と一緒に僕の記憶に染みついています。その料理では、「いんげん豆」が主役です。
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