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2013年4月11日 (木)

外資系ハンバーガーチェーンの売り上げがさえない、そうです

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米国系ハンバーガーチェーンの売り上げがさえないそうです。そういうニュースが先日の新聞に出ていました。先週末の遅めの午後に通りすがりに見た、家電量販店ビルの1階にあるそのお店の込み具合から判断すると、なるほどそうかもしれないな、という感じはあります。

朝早い時間の待ち合わせのために、空間占有代金として飲むつもりのないコーヒーを注文する以外の利用の仕方をしたことがないので、そのハンバーガーチェーンの売り上げがなぜそうなったのかについて食べ物の種類や味から個人的な感想を述べるといったことは不可能なのですが、こういう場合は、需要が直接的な競合に流れるか(たとえば、国産のハンバーガーチェーン)、代替品に流れるか(たとえば、牛丼屋やコンビニ弁当)、あるいは、ハンバーガーのような外で食べるファストフードそのものの消費需要が減ったか(外で食べずに、惣菜や冷凍食品やご飯パックなどをコンビニや食品系ミニスーパーで買って帰って家でチンする)です。

好奇心から、直接的な競合であるところの国産ハンバーガーチェーンのホームページと、この米国系企業のホームページを見比べてみると、すぐに気付く違いは「生野菜」についての取り組み姿勢。国産チェーン店のホームページには「トマトの産地」「レタスの産地」「たまねぎの産地」「その他の産地」など「産地だより」がすぐ目立つところにあり、それぞれの野菜の生産者や生産者グループの写真と住所と名前が掲載されています。しかし、他の食材(小麦・牛肉・鶏肉・豚肉・白身魚・えび・たまご・ジャガイモなど)に関しては特に差はないようです。両社で入れ替えても消費者はわからない。

それともう一つの違いが、小さな子ども向け市場の比重。米国系チェーンの方がはるかに積極的なようです。小さな子供の時分からその味を覚えさせてしまえば、あとの商売は楽です。小さな子供なので、料理が好きでない母親がいっしょに連れて行くのでしょうが、そういう子どもは大きくなったときに大丈夫なのか心配になります。「お子様舌」の持ち主と一つのテーブルを囲むというのは、そうでない人にとっては相当に悲劇的な状況だと云えます。こういう母親の対極にいるのが「子供の頃の味のトレーニング」の60歳過ぎの学校給食の女性責任者。

「健康には新鮮野菜」という販売側の刷り込み戦略が消費者を追加的に引きつけているのかもしれないとも思いましたが、この会社の2012年度の売り上げもまったく横ばいの様子です(「IR情報」より)。つまり、この二つのハンバーガー・チェーンに関して云えば、お互いにきれいな棲み分け状態が顧客の間で形成されているようで、細かな部分でどう浸食しあっているのかは、売上数字だけではよくわかりません。

寝食を忘れるほど勉学や仕事で忙しいと、食べるものなどは当面は何でもよくなります(つまり、お湯があれば大丈夫なカップ麺やカップ焼きそばを毎日食べていても一応は生きていける)。しかし、たいていの人はそこまでは切迫していない。だとすると、難しい料理は時間と技術が必要なので対象外としても、わかりやすいメニュー・作りやすい料理をお金をかけずに自宅で楽しんでいる「自炊女子と料理男子」が予想以上に増えてきたのかもしれません。(他の関連ブログ記事は「買い物かごの野菜と自炊系男子」)。

余計なことですが、米国メイジャーリーグに参加した日本人野球選手の中に、1年くらいでだぼっとした感じに太ってきて段々と調子を落とす人がいます。マイナーリーグではないので食事にはお金をかけているとはずですが、ひょっとして、移動中・転戦中にハンバーガーとラードがいっぱいのフライドポテトを食べすぎているのではないかと勘ぐってしまいます。

札幌に本拠地を置くプロ野球球団は、親会社が食品会社であり、スポンサーには農畜産物の生産・流通グループが控えています。その球団が野球が非常に強いかどうかは別にして、おそらくは新鮮な地元農畜産物としっかりとした食材管理・栄養管理のおかげで、太った選手は(打球の強さを求めて意図的に体重を増やす選手はいますが)見たことがない。

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