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2013年4月12日 (金)

迷ったら食べものは安全サイド(2013年・春)

福島原発の放射性物質と身の回りの農産物・魚介類やその他の食べものに関して、自分で確認できる事実、あるいは事実だろうと推察できることがらを、「迷ったら食べものは安全サイド」という視点で、列挙してみます。

◇ 収束の見込みがたたない福島第1原子力発電所からは、あいかわらず継続して放射性物質が空気中に飛び散っている。放射性物質は風の流れに乗り、近隣ないし遠くの住宅地や田や畠や海に落ちている。放射性物質に汚染された汚染水の漏れもひどい。地下水や海がそれでさらに汚染されているであろうと考えることに無理はない。

◇ 新聞などに毎日掲載されている「地上1メートルの高さの各地の放射線量」の数値を見れば、1時間あたり0.1マイクロシーベルトという基準値(1年間に1ミリシーベルトという基準値)を明らかに超えている地域が常に多数存在することが確認できる。7分遅れくらいのリアルタイムデータも原子力規制委員会のホームページに用意されている。ただし、この数値や新聞社に提供される数値が実測値なのか、実測値収集後にコンピュータ編集されたものなのかは、我々には確かめるすべがない。

◇ デパ地下やスーパーや小売店やコンビニの野菜売り場に並んでいる野菜やきのこの表示情報は、産地(県名、ただし地元野菜の場合はもっと細かい生産地)だけであり、産地にかかわらず放射性セシウムのベクレル測定値や検査結果は表示されていない。魚介類も同様である。

◇ 外食産業(レストラン、居酒屋、ファストフード店、コンビニなど)で提供される食事や食べ物の今食べようとする野菜などがどこから来たものなのかはその場ではわからない。セントラルキッチン方式だと、店員に聞いてもおそらくわからない。

◇ たとえば、福島県が運営するウェブサイトでは福島県の野菜・穀物・きのこ類などの農産物、果物、肉などの畜産物、魚介類の汚染検査状況が、品目別・地域別に報告されており、現在でも汚染のひどい魚介類や穀類や果物などは特定できるが、そこに掲載されているものが生産・漁獲されたもの全体のどの程度をカバーしているのかはわからない。もっと重要なことは、前項・前々項と関連するが、店頭で買いたいと思うその食材やお店で食べたいと思うその食べものと、そうした検査情報がどう関連しているのかは、食材は複数段階の流通を経由するので、当事者以外にはわからない。

◇ 野菜の宅配業者のなかには、生産地や生産者との調整は大変だと思うが、食材検査を独自基準で実施し、その結果を顧客に報告し、安全なものだけを取り扱うようにしているところがある。店頭の農産物の選択で不安を感じる主婦や小さな子供をもつ母親は、したがってスクリーニング済みのそうした食材への依存度を高めている。

近ごろ「自炊女子や料理男子」が増えてきたのは「迷ったら食べものは安全サイド」と考えた結果かどうかは実際はよくわかりませんが、節約以外のそういう理由があるなら、好ましい傾向です。

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