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2013年4月17日 (水)

宅配寿司とマグロの産地

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白身魚の繊細さの方が舌に心地よいので、寿司や刺身にマグロがなくても困りません。回転寿司などはマグロがないと始まらないとは思いますが、そういうところには立ち寄らない。札幌では、戸井や松前・福島など津軽海峡に面する北海道の漁港で獲れたクロマグロ(本マグロ)が手ごろな値段で魚売り場に並ぶことも比較的多いので、生の本マグロが食べたくなると、そういういくぶん偶然に依存した機会を利用します。

宅配寿司の案内チラシが朝刊に挟(はさ)まっていました。こういうある程度は値段が勝負のような寿司チラシには寿司ネタの素性は表示されません。マグロに話を限れば、生のクロマグロ(本マグロ)という選択肢はあり得ないにしても、どこのどういうマグロか、つまりマグロの種類(本マグロ、ミナミマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロなど)やその漁獲地はわからない。また、そのマグロが天然か養殖かもわからない。

しかし、そのチラシの最初のページには期間限定・数量限定のマグロのキャンペーンが宣伝されていて、そういう値段の張るものに関してだけは商品説明もしっかりとしています。大トロ握りや大トロ手巻きのマグロは「ミナミマグロ」、赤身は「メバチマグロ」もしくは「キハダマグロ」と書いてあります。

クロマグロ(本マグロ)の有名漁獲地は、日本近海、カリフォルニア近海、ボストン沖、それから、スペイン近海。ミナミマグロ(インドマグロ)は、ケープタウン沖、南インド洋、ニュージーランド沖などです。キャンペーン対象のミナミマグロは、さて、どの海域からやって来たのか。

サンフランシスコ近郊もおいしいのだけれど、以前に外国で食べたマグロの刺身やマグロの寿司でとてもおいしいかったという舌の記憶が消えずに残っているのはスペインのバルセロナと南アフリカのケープタウンです。バルセロナはクロマグロ、ケープタウンはミナミマグロ。ともに港町なので、土地の人は、いろいろな魚のおいしい食べ方を知っています。だから、外国由来の食べ方もすぐに柔軟に吸収できる。ケープタウンなどは、長い間、日本の遠洋漁業の基地でもあったので、マグロという素材と刺身や寿司という食べ方に違和感がない。そんな雰囲気です。そういうのを思い出しながら、戸井や松前・福島で水揚げされた本マグロをときどきは楽しんでいます。

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