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2013年4月24日 (水)

島根産の原木で育てた乾しシイタケ

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ある野菜などの宅配サービス業者の商品紹介に以下のようなものがありました。おそらく、このチャネル以外でも、よく売れていると思います。

「『島根産 乾ししいたけ』島根産の原木のみを使用。肉厚で調理に便利な香信(こうしん)」

シイタケには形状の違いで「どんこ(冬菇)」と「こうしん(香信)」の2種類があり、2種類といってももともとは同じものですが、こんもりと丸いのが「どんこ」、傘が開いたのが「こうしん」。寒い時期にゆっくりと育てると「どんこ」になる確率が高いそうです。どちらも生のものと乾燥させたものが手に入りますが、乾燥して傘の表面がきれいにひび割れた「どんこ」がいちばん値が張るようです。しかし、乾燥した「こうしん」もおいしい。

「原木栽培のシイタケが窮地」で書いたように原木栽培のシイタケが、あいかわらず続く放射性物質汚染で窮地に陥っています(関連記事は「迷ったら食べものは安全サイド(2013年・春)。原木栽培のシイタケは外気の下で、クヌギやミズナラなどを「ほだ木」として使う天然に近い栽培方法なので、「ほだ木」も、その「ほだ木」で育ったシイタケも被曝します。「ほだ木」は必ずしも地産地消ではなく、主要生産地から各地に流通するので、それを知っている消費者は原木シイタケに対して慎重です。

だから、そういう時期に「『島根産 乾ししいたけ』島根産の原木のみを使用。肉厚で調理に便利な香信(こうしん)」というような商品が登場すると、シイタケ好きな料理人や主婦は買わずにはおかないはずです。

原木栽培の生シイタケの蒸し焼き(半日ほど天日干しした生シイタケの軸をカットし、短くなった軸の部分を上にした状態 <upside-down> で軸に塩をのせて蒸し焼きにし、じわっとなった傘の内側にスダチかユズをかけて食べる、そういう簡素で繊細で贅沢な蒸し焼き)を、そういえば、けっこう長い間食べていません。当分の間無理だと思います。

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