ご近所流通チェーンの月刊PR雑誌と「ほたて」

航空会社やカード会社の定価のついたPR雑誌はそれが顧客への重要なコミュニケーション・メディアなので、一般記事や特集記事の取材対象の選択からしてずいぶんとお金のかかった作りになっています。顧客を夢見心地にし、財布のひもを緩めさせるのが目的なのでとくに不思議はありません。
ご近所流通チェーンが発行している月刊の無料PR雑誌が、しばらくまえから気に入っています。しばらく前からというのは、しばらく前まではそういうのがあることに気がつかなかったからです。そのお店に行くと、その片手で持てる大きさの雑誌が、月に初めにはレジのそばに積まれており、2013年4月号の「今月の素材」は「ほたて」。「今月の素材」というのが毎月の特集記事です。これがいい。
表紙の2013年4月号という文字のそばに [ vol.13 ] とあるので最初の発行は1年と少し前らしい。そのお店に配偶者といっしょに行くようになったのは1年くらい前なので、そのPR雑誌が世に出てから数か月してその存在に気がついたのでしょう。表紙のサブタイトルは「北海道のおいしいを育てよう。」
「今月の素材」というのは毎号よくできているのですが、その中で、僕(および配偶者)が好きなのは「<作る人>生産者インタビュー」。4月号は「別海町・野付のほたて」。素材や生産地や生産者の写真がきれいで、素材に関する情報もきれいにまとまっているので、北海道食材の好きな北海道以外に住む知人に、関連部分のコピーを送ったりもしています。

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