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2013年5月 1日 (水)

卵と日本酒

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卵酒の話ではありません。熱燗(あつかん)でつくる卵酒は発汗作用があって風邪に効くそうですが、僕は試したことがありません。冬の季語なので好きな方はそれなりにいらっしゃるのでしょう。

食べものや飲み物は、普通のゴンドラと呼ばれている商品棚に「常温」で並んでいるものと、コンビニなどでおなじみの「ガラス扉がついた冷蔵室」、あるいは「冷たい空気が流れている商品棚」で売られているものの2種類があります。「冷たい空気が流れている商品棚」とは、豆腐や蒲鉾(かまぼこ)や生ラーメンなどが並んでいる棚のことです。

コンビニの飲み物は、ビールやジュースや飲料水や値段の高い冷酒などは扉の向こう側の冷蔵室、しかし普通の日本酒やワインは常温のゴンドラ。スーパーでは、高額なワインは扉の向こう側、バラ売りやパック売りのビールはひんやりとした空気の流れる商品棚、しかし一升瓶や4合瓶(720ミリリットル)の日本酒や焼酎や廉価なワインなどは常温の棚で販売されています。

デパートだと、お酒に繊細な処(ところ)とそうでない処では日本酒の扱いが相当に違います。冷温保存が必須のタイプの日本酒を扉付きの冷蔵室に収納してあるところと、そういう日本酒を一応は冷たい空気が漂っている商品棚に並べてあるお店の違いです。扱いの粗末なお店の日本酒を見ると、お客に見える場所では冷たい空気の流れる棚に高級品だけは並べてあっても、バックヤード(商品棚に並べられる前に搬入された品物を置いておく場所、商品棚に並べきれない商品を保管しておく裏の倉庫)では、そのあたりの常温場所に適当に放置してあるのではないかと疑ってしまいます。そうなると、その日本酒のもともとの味は保てない。

さて、卵です。

卵は、買ってくると普通は冷蔵庫に入れます。常温保存はヤバいという常識的な刷り込みが消費者に浸透しているからです。根拠のない刷り込みもありますが、この刷り込みは正しい。

スーパーでは、まず例外なく常温販売。特売日のゴンドラなどに山積みされています。コンビニでは生野菜パックなどと同じ冷たい空気に満たされた商品棚に並べられています。デパートでも、卵は、僕の知っている範囲では冷たい空気の流れる場所で消費者を待っています。つまり、豆腐や蒲鉾(かまぼこ)がいる場所の隣か近所です。

先日の記事「おいしい地鶏卵と70%の値上げ」と「続・おいしい地鶏卵と70%の値上げ」に登場した「地鶏卵」は、当然のことながら、ひんやりとした空気の流れる商品棚に鎮座しています。

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