甘酒は夏の飲み物
甘酒は夏の季語なので、古くは夏の飲み物であったことがわかります。甘酒は米のご飯(お粥)と米麹(こめこうじ)を混ぜて醸(かも)した甘い飲料です。夏の季語と云うことは、暑気払いに飲んだか、夏の栄養飲料として楽しんだのでしょう。米を使った発酵飲料としてはまあまあ手軽にできるので(といっても半日以上の経過時間が必要ですが)、夏季限定というわけではなく、我が家では気が向いたら作ることにしています。砂糖などの甘さとは違った、米の自然な、しかし強い甘さを味わえます。
使う米は伝統に従えば「もち米」ですが「うるち米」でもまったく問題ありません。我が家も「もち米」は常備していないので、甘酒を楽しみたくなったら「うるち米」を使います。ただし、「もち米」の風味を出したいので「弥生紫」という古風な「もち米」であるところの黒米をわずかに加えています。この前、その甘酒を作ったのは、2週間ほど前。黒米が参加すると、甘酒は桃色になります。
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