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2013年7月29日 (月)

夏から冬にかけてのおなじみの魚と海流と、汚染

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あいかわらず福島原子力発電所から放射性物質が海に流れ出しているようです。そういうニュースが2011年の3月から絶えることなく続いています。放射性物質が海に流れ出すと云うことは、近海魚は間違いなく汚染されるし、放射性物質は海流に乗って拡散するので、その海流を利用して泳ぐ魚も汚染されます。そこに食物連鎖が加わり、放射性物質濃度は高くなります。

たとえば、北海道周辺の海流は以下のような具合です(図は「北海道漁業図鑑・北海道を取り囲む海」を引用)。北海道近海で、こういう海流に乗っているところを漁獲された魚は、まず、安全です。ただし、マダラのような、上品に云えば定住生活が好きな魚、上品でなく云えば大食いで運動の嫌いな魚には注意が必要。(関連記事は「北海道のマダラと八戸(青森)のマダラ」「続・北海道のマダラと八戸(青森)のマダラ」。)

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下の図はあるウェブサイトに貼ってあるのを勝手に借用しましたが、もともとの著作者がどなたかかは不明です。東日本の太平洋側における主要な魚と海流の関係が上手に整理されているので無断でお借りしました。著作者にはこの場を借りてお礼申し上げます。

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こういう、僕たちがよく食べる魚と海流と放射性汚染物質の所在地の関係が整理されている図が頭に入っていると、魚売り場で役に立ちます。対面販売のまじめな魚屋では、水揚げ漁港や漁獲地が明記されているからです。もっとも、水揚げ漁港とその魚が獲れた場所は必ずしも同じではないので、そういうのは応用問題として取り扱います。

マグロ(本マグロ)に関しても、日本近海のマグロの漁場と水揚げ漁港をきれいにまとめた記事と図がありました(「Dancyu 2004年11月号」より引用)。その記事から文章も少し引用すると「日本各地で年間を通して本まぐろが獲れるのだが、なかでも、たっぷり栄養を摂って大きくなり、冬に青森や北海道に揚がる本まぐろが最上とされている。北海道の噴火湾、松前沖、そして最も有名な青森・大間のものなどだ。しかし、最近、質の高さで人気を集めているのが北海道・戸井のまぐろ。」ということになります。

Photo


これらに、地元の魚の情報(たとえば「北海道放射線モニタリング総合サイト」の中の「水産物」情報)を頭の中の簡単なデータベースに付け加えると、対面販売の魚売り場では、一応、納得のいく魚介類の選択ができます。

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