梅の土用干しと「自前」天気予報
札幌は、八月中旬以降になるとどうも空気が湿ってくるようです。毎年そういう傾向があります。(梅干しの)土用干しには向きません。土用干しは八月上旬に終わらせたい。
土用干しの最中にあらためて気づくのは、天気予報なるものがほとんど役に立たないということです。雲が多くて雨になるはずが、朝から夕刻までわずかに白い雲が流れているだけの青空などと云うことが、この期間に関して云えば、頻繁に起こります。
だから、「自前」天気予報です。「数時間後に雨でしょう」という気象台予報に基づくお知らせがケータイに届いたら(実際、よく届くのですが)、雨はおそらく降らないと判断します。気象台が「一日中曇りでしょう」と云っているから、おそらく夕方までは快晴であると考えます。ちなみに、この季節の「数時間後に雨でしょう」の当たる割合は、1軍と2軍を往復している打者の打率くらいです。つまり2割前後。
週間予報によれば八月上旬は天日干しに向いていたはずが、途中から急に向いていないことになり、予測はまだ向いていない状態のままですが、実際はこれほど天日干しに向いた数日はありませんでした。
実際の「自前」天気予報、つまり今日は天日干しに向いているので梅を干す(あるいはその逆)という判断は、朝5時くらいに東と南と西と北の空の様子と雲の具合を眺め、午前6時くらいまでの1時間の状況変化に基づいて、漁師にでもなったつもりで、下します。
我が家の土用干しは、「(朝に)干して、(夕方に梅酢に)戻して、また(次の日の朝に)干して」を3度繰り返すことにしているので(運が良ければ3日間連続で作業ができる)、朝の早い時間帯の30分は、配偶者も僕も、大忙しです。
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