ホップよりも、蔓ありのサヤインゲン
大きなプランターで栽培していた蔓(つる)ありのサヤインゲン(莢隠元)を、この前の週末に片づけました。
夏の陽射し除けにホップを植えていたのですが、自家製ビールは作らないので、同じ程度に大き目の葉が茂って陽射し除けになり、プラスアルファ効果があるもの(つまり食べられるもの)がいいと思い、途中から蔓ありのサヤインゲンに切り替えました。もっと早くから種を植え付けておけばもっと収穫量は増えたと思いますが、今年の収穫量は200莢(さや)くらいです(関連記事は「固定種の『さやいんげん』」)。
農家のノウハウ(『米ぬか とことん活用読本』等)なども参考にして、オカラ(豆乳を作る時の副産物)と米のとぎ汁乳酸菌、それに米ぬかを混ぜ合わせて発酵させたのを、その土に混ぜ込み、来年の夏にそなえます。寒くなると札幌ではこういう作業はできない。今のうちにやっておきます。年が代わり雪が解け始めるころには豊かな土壌になっているはずです。我が家は玄米を精米して三分搗(つ)きでご飯を炊くので、米ぬかにはこまりません。
すでに予備実験は、片づけ前のサヤインゲンプランターで完了しています。細かく刻んだ野菜くずと乳酸菌を混ぜ合わせます。乳酸菌は米(コメ)のとぎ汁でつくった自家製乳酸菌です。混ぜ合わせたのを1日置いて、ギュッと絞り、絞った野菜くずを新聞紙の上で1日天日干します。それをプランターの土に混ぜ込むと、2週間もすれば野菜くずは跡形もなくなりきれいに土になっていました。
米のとぎ汁を利用した自家製乳酸菌の作り方はいくつかのサイトや本で紹介されています。たとえば本では『発酵マニアの天然工房』。自宅で糠漬けや豆乳ヨーグルト、タクアンや味噌や梅干しをつくっている人、あるいはつくったことのある人には、著者の個性あふれる考え方が参考になります。
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