事実の確認(福島第一原子力発電所の屋外の放射線量)
以上のような、東京電力公表のニュースが目にとまりました。
『福島第1の排気筒下部で25シーベルト』
『東京電力 <9501> は6日、福島第1原発の屋外で最も高い毎時10シーベルト以上の放射線量が測定された1、2号機主排気筒の根元を再測定した結果、表面付近で同25シーベルトに達する可能性があるとの推定を公表した。(時事通信 2013年12月6日(金) 20時0分配信)』
屋外の10シーベルトとか25シーベルトという線量は、2011年3月中旬から3年近く経過していますが、尋常な数値ではありません。3月11日以降にマスメディアやインターネットメディアで、いろいろな目的で頻繁に引用された図をお借りすれば(蛇足:図は表示単位がミリシーベルトなので、1000で割るとシーベルトになります)、図の右上の赤丸で囲んだ部分「7,000~10,000(ミリシーベルト)を全身に被曝するとその全員が死亡する」というのが、10シーベルト(10,000ミリシーベル)や25シーベルト(25,000ミリシーベルト)の放射線量の持つ意味です。こういう状況を人によっては「under control」と呼ぶらしい。
福島第一原子力発電所で、特に下請け・孫請け(あるいは、さらにその下)の立場で作業に従事している方は被曝しないよう、あるいは被曝を最小限にするよう細心の注意をしていただきたいのですが、この「10シーベルト」や「25シーベルト」が気流に乗って流れ、離れたところにある畑(農産物)や森(山菜、きのこ)や海(魚介類)にも降り注いでゆきます。
その結果、たとえば、「事実の確認(福島第一原発近隣の魚介類の放射性セシウム汚染度)」ということになります。
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